感想ノート
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鈴谷なつ 2024/04/08 00:49
読んで頂きありがとうございます!!
この物語を書く上での「2人でなきゃダメなんだ」という目に見えない繋がりや2人だからこそ紡がれた物語を感じ取って頂いた上にこうやって文字に起こして貰ったものを拝見すると本当に嬉しい気持ちで胸がいっぱいです。
賞をいただけたことが私からするとあまりにも素敵すぎることで、驚きと同時に「本当に私で大丈夫なのか」「なんでこいつが?」と皆さんならないかなど色々考えていた時でしたのでお言葉1つ1つに大感謝です。
今はなつさんからの言葉をギュッと抱き、頂いたこれ以上ない機会に胸を張ってこれからも執筆をしていきたいと思います。
次からのコンテストもお互い頑張っていきましょう💪
重ねてにはなりますが、
読んで頂き、そして感想まで書いて頂き、ありがとうございました。作者からの返信 2024/04/08 13:21
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王道ストーリーの中に工夫があり面白かったです。
→自己紹介で敢えて点字を使うシーン
この物語の肝となる障害を患った登場人物たちの特異性を点字で自己紹介するという形で表現しているのは美しいです。
→触覚と聴覚
普通の小説だと視覚がメインでストーリーの描写が行われるけど、この作品は主人公が盲目なため、音と手触りを多用して表現しているのが印象的でした。
→気になったところ
もう少し亡くなった後の回想を鮮明に書き、梨久君の死後の脱力感を書くと感情移入が進むと思います。でも、清水さんが祈莉に言ったことを告白したタイミングや、あえて長々と語らなかった祈莉なら梨久へのメッセージはめっちゃ好きです。
ここからは余談なんですけど、僕と同じで佐野徹夜さんの影響を受けてますか? この作品を読んでいると特に『君は月夜に光り輝く』のセリフと似たものがあり親近感がありました。(夜にベットでごめんねと祈莉が謝ったシーンを医者が目撃した所や、ところどころの地の文など)僕も佐野徹夜さんの影響を受けまくっているためどこかあなたのストーリーと似ているなと思いました。
※書籍化されてない小説の中で一番共感できました。自分の作品の欠点も見えました。これからも読ませていただきます。涼川 2024/04/03 21:30
こんなに詳しい感想、アドバイス、本当にありがとうございます。
とっても力になります。
自分では体験した事の無い触感などのことを書くのは凄く難しく頭を抱えた所なのでそのように言っていただけて嬉しいです。
アドバイスもしっかり自分に落とし込み、次からの糧にさせていただきます🙇♀️
実は私が小説を書くきっかけとなった1つが佐野徹夜さんの「この世界にiをこめて」を読ませて頂いたことで、そこから佐野徹夜さんの作品は全てに目を通させて頂いているので知らず知らずのうちに影響を受けまくっていたのかも知れません。
私もsuzukawaさんの作品、読まさせていただきます🙇♀️
重ねてにはなりますが素敵な感想、アドバイスありがとうございました。作者からの返信 2024/04/03 22:12
くじら様
『余命×純愛』最優秀賞受賞おめでとうございます!
くじら様の他の作品は読ませていただいていたのですが、こちらの作品は未読だと気がつき、慌てて読ませてもらいました。
点字を使ったやりとり。
目が見えないからこその会話。
この二人でしか紡げない、唯一無二の物語でした……。
写真の色を言葉で表現しようとするシーンが特に印象に残っています。
見ている世界を言語化するのは難しいけれど、二人は同じ世界を共有したい、と思ったんだろうなぁ、と感じました。そこがとても『純愛』だと思います。
終わり方もとても素敵でした……!
死を選ぼうとしていた主人公が、医者になる夢を抱く。
周りの人から見たら自身にハンデがあるから、と捉えられそうですが、本当は愛する女の子を亡くしたからなんだ、と思うととても切ないです。
私では思いつきもしないような設定と展開、そして悲しい話のはずなのに優しい気持ちになれる読後感。どこをとっても素敵なお話でした!
ありがとうございました!