「ここ、ずっと来たかったんだよね。チーズケーキが有名な店。知らない? 」
「知らないけど早く入ろう。暑すぎる」
店に入ると小洒落て落ち着いた雰囲気の店にボーダーシャツをして腰からのエプロンをした女性が近づいてきた。
「予約した清水です」
「清水様ですね。こちらのお席へどうぞ」
席に着くなり勝手に僕の分まで注文されて
手際よく水が運ばれてきた。
「僕がチーズ苦手だったらどうするの」
「辻岡から誕生日に購買のチーズケーキ貰ってたじゃん」
「あぁあの110円のやつか」
「そうそう。あれ美味しいの? 私購買で飲み物しか買ったことないんだよね」
「え、逆に自販機があるのになんでわざわざ購買で買うの」
スマホをチラッと見る。
僕がスマホを見て、置いてから彼女は話し始める。
「自販機のカフェラテちょっと甘すぎるんだよね。購買のメーカーのやつの方が好き」
「へぇ。飲んだことないや」
「今度飲んでみなよ。美味しいよ。私もチーズケーキ食べてみる」
「約1か月後に覚えてたらね」
「覚えてるよ」
お待たせしました〜とチーズケーキが運ばれてくる。
ちっちゃ。これで飲み物込みで1100円。
ただ味は確かに美味しかった。凄く。
「うま」
「美味しいね〜幸せ〜」
いつも淡々と話す彼女だが美味しいものを食べると頬を緩ませて幸せそうな顔をした。
「ねぇ梨久君。課題終わった? 」
「まさか。まだ夏休み始まったばかりだよ」
「だよね、明日家おいでよ。一緒にやろ」
明日。
明日は祈莉の検査がちょうど終わる日。
ちょっと悩んだけど、そんな検査終わってすぐ「来て欲しい」なんて言われるわけないか。1人でゆっくりしたいよな。
「うんいいよ」
スマホを見ながらそう言った。
「知らないけど早く入ろう。暑すぎる」
店に入ると小洒落て落ち着いた雰囲気の店にボーダーシャツをして腰からのエプロンをした女性が近づいてきた。
「予約した清水です」
「清水様ですね。こちらのお席へどうぞ」
席に着くなり勝手に僕の分まで注文されて
手際よく水が運ばれてきた。
「僕がチーズ苦手だったらどうするの」
「辻岡から誕生日に購買のチーズケーキ貰ってたじゃん」
「あぁあの110円のやつか」
「そうそう。あれ美味しいの? 私購買で飲み物しか買ったことないんだよね」
「え、逆に自販機があるのになんでわざわざ購買で買うの」
スマホをチラッと見る。
僕がスマホを見て、置いてから彼女は話し始める。
「自販機のカフェラテちょっと甘すぎるんだよね。購買のメーカーのやつの方が好き」
「へぇ。飲んだことないや」
「今度飲んでみなよ。美味しいよ。私もチーズケーキ食べてみる」
「約1か月後に覚えてたらね」
「覚えてるよ」
お待たせしました〜とチーズケーキが運ばれてくる。
ちっちゃ。これで飲み物込みで1100円。
ただ味は確かに美味しかった。凄く。
「うま」
「美味しいね〜幸せ〜」
いつも淡々と話す彼女だが美味しいものを食べると頬を緩ませて幸せそうな顔をした。
「ねぇ梨久君。課題終わった? 」
「まさか。まだ夏休み始まったばかりだよ」
「だよね、明日家おいでよ。一緒にやろ」
明日。
明日は祈莉の検査がちょうど終わる日。
ちょっと悩んだけど、そんな検査終わってすぐ「来て欲しい」なんて言われるわけないか。1人でゆっくりしたいよな。
「うんいいよ」
スマホを見ながらそう言った。