さよならとつぶやいて、きみは夏空に消えた
青春・恋愛
完
1
月夜野繭/著
- 作品番号
- 1659779
- 最終更新
- 2022/02/07
- 総文字数
- 17,976
- ページ数
- 26ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 1
――きみと出逢ったのは、遠い夏の日――
東京の会社を辞めて、祖母の骨董店を継いだ透のもとを訪ねてきたのは、ちょっと不思議な女の子。
彼女は売り物の古いフォトフレームを指さして、その中に入っていたはずの写真を探していると言う。色褪せた写真に隠された、少女の秘密とは……。
なぜか記憶から消えてしまった、十五年前の夏休み。初恋の幼馴染みと同じ名を持つ少女とともに、失われた思い出を探す喪失と再生の物語です。
※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません。
東京の会社を辞めて、祖母の骨董店を継いだ透のもとを訪ねてきたのは、ちょっと不思議な女の子。
彼女は売り物の古いフォトフレームを指さして、その中に入っていたはずの写真を探していると言う。色褪せた写真に隠された、少女の秘密とは……。
なぜか記憶から消えてしまった、十五年前の夏休み。初恋の幼馴染みと同じ名を持つ少女とともに、失われた思い出を探す喪失と再生の物語です。
※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません。
- あらすじ
- 夏越透(なごしとおる)、二十五歳。『ほたるび骨董店』店主。透は東京の会社に勤めていたのだが、酷いパワハラに遭い心を病みかけてしまう。そんな時、田舎の祖母から骨董店を継がないかという話を持ちかけられる。
それから数か月、懐かしい田舎の空気に癒されながら、透はなんとか店主の仕事をこなしていた。ある日、店を十歳くらいの女の子が訪れる。柔らかそうな栗色の髪に色白の肌。不思議な雰囲気の美しい少女だった。
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