――わたしはベッドの中で、震えていた。
やめて、やめて、やめて、やめて、やめて、やめて、やめて、やめて、やめて、やめて。
何度もそう呟いているのに、誰も聞いてくれなくて、遠くからモノが壊れる音が聞こえてくる。
どうして?
どうしてこんなことになっちゃったの?
寒くもないのに、身体が震えて、歯ががくがくと震えた。
おねがい、だれか……。
ガバッ、とわたしを守ってくれていた布団が、剥ぎ取られる。
溜まっていた涙をこすって見上げると、そこにはお母さんがいた。
今までわたしの前で、見せたこともない、無感情な表情だった。
そして、お母さんは、わたしを見下すような視線を向けて、言った。
――どうして、あんたなんか■■■■■■■?