後宮の嫌われ白蛇妃ですが、推しのためなら悪意も美味しくいただきます
後宮ファンタジー
完
105
碧水雪乃/著
- 作品番号
- 1654977
- 最終更新
- 2022/01/05
- 総文字数
- 31,981
- ページ数
- 5ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 105
- ランクイン履歴
-
総合3位(2022/01/06)
後宮ファンタジー2位(2022/07/25)
- ランクイン履歴
-
総合3位(2022/01/06)
後宮ファンタジー2位(2022/07/25)
白き大蛇と人間の花嫁による禁忌の異類婚姻で生まれた『白蛇の娘』には、〝悪意をあやつる異能〟がある――。
真珠色の白髪に紅珊瑚の瞳を持つ苺々(メイメイ)は可憐な美貌を持ちながら、その容姿と特殊な異能のせいで〝白蛇妃〟と呼ばれ、後宮で忌避されている。
不平等な選定で最下級妃の位を与えられ、じめじめとした簡素な離宮に押し込められ、明らかに虐げられる日々……の中、苺々は不遇に屈しなかった。
たとえ離宮付きの女官が皆、初日で逃げ出そうともだ。
「じゃじゃーん、できましたわ! 苺苺特製、木蘭様ぬいぐるみ!」
なんと明るく変わり者の苺々は、皇太子の寵妃と噂される幼女・木蘭(ムーラン)を『推し』として崇め奉り、悠々自適な離宮で毎日を元気に頑張っていたのである。
木蓮の花を 刺繍し豪華な応援絹扇を作ったり、毛氈生地でぬいぐるみを製作したり……
そんな風に『推し活』を全力で楽しみながら、こっそり 異能を使って木蘭に降りかかる悪意を祓っていたある日。
最上級妃である木蘭から、異能の巫女として彼女の宮に招かれることに。
しかし苺苺の異能を使った『推し活』が、木蘭の秘密――実は絶世の美青年、皇太子・紫淵(シエン)が〈怪異に巻き込まれた末の姿〉であることを、明らかにしてしまい……!?
絶世の美貌の皇太子殿下 × 白蛇と虐げられる最下級妃 の後宮シンデレラストーリー。
◆◆◆長編版はこちらになります◆◆◆
https://novema.jp/book/n1657221
――――――――――――――――――
◇2022.01.03完結
◇第24回キャラクター短編コンテスト『推し活女子』で最優秀賞を受賞しました。ありがとうございます!
- 読む
- この作品にいいね!する105
碧水雪乃さんの書籍化作品
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…