幼なじみの憂鬱

青春・恋愛

梅桜楓/著
幼なじみの憂鬱
作品番号
1653918
最終更新
2021/11/30
総文字数
31,976
ページ数
18ページ
ステータス
完結
いいね数
1
幼馴染み。

いつも一緒にいて、相手のことを誰よりもよくわかっている特別な存在。

友達でもない、恋人でもない、その中間の、微妙な距離感。

そこから始まる、歯がゆい恋。


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西村 凪咲
(Nishimura Nagisa)


幼馴染みの恋に憧れる女子高生。

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相手はイケメンで、すらりとしていて、優しくて、頭が良くて、女子にもモテて、男子からも慕われて。

完璧男子。


だけど私の幼馴染みは、そうじゃない。


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園田 朝陽
(Sonoda Asahi)


見た目も性格もパッとしない、地味男子。


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「はあ……」

それが朝陽の口癖。

朝陽の頭の中は、悩みでいっぱい。

一目惚れ、彼女、あいつ、掃除当番、修学旅行……



私の理想の幼馴染みの相手とは、ほど遠い。

だけど、私の幼馴染みは、朝陽しかいないんだからしょうがない。

私にとって朝陽は特別な存在。

朝陽にとっても私は特別な存在……のはず。

だって私たちは、幼馴染みなんだから。


それなのに……

朝陽は、恋をした。



あらすじ
幼馴染みの恋に憧れる凪咲には、隣に住む朝陽が唯一の幼馴染み。そんな朝陽に好きな人ができた。しかし彼女には他に好きな人がいる。そして高校で友達になった「あいつ」が彼女を好きになり、彼女も「あいつ」を好きになる。
目まぐるしく交錯する恋模様の中で、朝陽のため息が止まらない。そんな朝陽に凪咲は告白めいた発言をするが、幼馴染みの恋に憧れすぎたこれまでの凪咲の言動が、二人の関係に思わぬ結末を招く。

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