「新、今日ちょうど、ケーキ屋に寄っていろいろ買ってきたんだ。お前の好きなマカロンもあるぞ。小分け袋入ってるから、彼女にもお裾分けしなさい」
「やった。紺野もいるだろ?」
「い……いいんですか? すみません。いただきます。ありがとうございます」
坂木くんの喜びようを見て、本当に好きなんだなとわかる。ていうか、おじさんは知っているんだな、坂木くんのマカロン好き。
「鈴奈(すずな)を迎えにいったら、ケーキ屋に寄るってきかなくてな。ほら、鈴奈 、ちゃんと挨拶しなさい」
「こんにちはー!」
助手席からぴょこっと顔が出た。気付かなかったけれど女の子が乗っていたようで、驚いた私は、思わず「わっ」と声を出してしまった。
「鈴奈は俺のいとこ。小三」
「うん、もうすぐ八歳! ……ん? あれ?」
鈴奈ちゃんは私と目が合い、首をかしげた。そして、私も彼女を見たことがあるような気がして見つめ合う。
「あーっ! クレーンゲーム取ってくれたお姉ちゃんだ! お父さん、この人だよ」
そうだ。あの土曜日にゲーセンに行ったとき、アラタのマスコットをあげた子だ。正確には、大田くんが取ってくれたものだけれど。
「やった。紺野もいるだろ?」
「い……いいんですか? すみません。いただきます。ありがとうございます」
坂木くんの喜びようを見て、本当に好きなんだなとわかる。ていうか、おじさんは知っているんだな、坂木くんのマカロン好き。
「鈴奈(すずな)を迎えにいったら、ケーキ屋に寄るってきかなくてな。ほら、鈴奈 、ちゃんと挨拶しなさい」
「こんにちはー!」
助手席からぴょこっと顔が出た。気付かなかったけれど女の子が乗っていたようで、驚いた私は、思わず「わっ」と声を出してしまった。
「鈴奈は俺のいとこ。小三」
「うん、もうすぐ八歳! ……ん? あれ?」
鈴奈ちゃんは私と目が合い、首をかしげた。そして、私も彼女を見たことがあるような気がして見つめ合う。
「あーっ! クレーンゲーム取ってくれたお姉ちゃんだ! お父さん、この人だよ」
そうだ。あの土曜日にゲーセンに行ったとき、アラタのマスコットをあげた子だ。正確には、大田くんが取ってくれたものだけれど。



