「いたことないに決まってるよ!」
食い気味に答えてしまうと、一瞬目を丸くした神谷さんが、また噴き出した。
「それは、べつに決まってはいないと思うけど」
私の肩に手を置いて、 そうやってツッコんでくれたのだった。
今日は、なんだかいろいろあって、疲れた気がする。夕食もお風呂も済ませた私は、ベッドに飛びこむように寝転がった。でも、なんだか心地いい疲れだ。
『俺、紺野の味方だからな?』
『超いい』
『うん。すっごく素敵……』
『紺野、やっぱりすごいじゃん!』
『紺野さんて、聞き上手ね』
今日、三人から言われた言葉を思い出す。じんわりと胸が温かくなり、私は知らず知らずににやけてしまう顔を枕に突っ伏した。
「あ、アラタ!」
トキカプのことを思い出した私は、スマホを手に取る。連日のログインポイントが溜まったことで、アラタとの新規ストーリーをゲットした。
ストーリーでの私の言葉はあらかじめ三択で決められているけれど、いつもアラタからキュンとくる台詞が返ってきたり、ドキドキするイベントが発生したりと、私にとってはかなりのご褒美なのだ。
食い気味に答えてしまうと、一瞬目を丸くした神谷さんが、また噴き出した。
「それは、べつに決まってはいないと思うけど」
私の肩に手を置いて、 そうやってツッコんでくれたのだった。
今日は、なんだかいろいろあって、疲れた気がする。夕食もお風呂も済ませた私は、ベッドに飛びこむように寝転がった。でも、なんだか心地いい疲れだ。
『俺、紺野の味方だからな?』
『超いい』
『うん。すっごく素敵……』
『紺野、やっぱりすごいじゃん!』
『紺野さんて、聞き上手ね』
今日、三人から言われた言葉を思い出す。じんわりと胸が温かくなり、私は知らず知らずににやけてしまう顔を枕に突っ伏した。
「あ、アラタ!」
トキカプのことを思い出した私は、スマホを手に取る。連日のログインポイントが溜まったことで、アラタとの新規ストーリーをゲットした。
ストーリーでの私の言葉はあらかじめ三択で決められているけれど、いつもアラタからキュンとくる台詞が返ってきたり、ドキドキするイベントが発生したりと、私にとってはかなりのご褒美なのだ。



