モノクロの世界に君の声色をのせて

青春・恋愛

雫倉紗凡/著
モノクロの世界に君の声色をのせて
作品番号
1640043
最終更新
2021/08/15
総文字数
92,708
ページ数
99ページ
ステータス
完結
いいね数
4
 しぶしぶ入った卓球部の練習をずる休み。
 ぼーっと河川敷で絵を描いていた僕の前に現れたのは——

「私ここで歌うから、聴いててね!」

 図々しくて、自分勝手で、強引な君。
 その歌声が、僕の世界を彩った。

 ※ ※ ※

 隣の中学校同士の男の子と女の子が河川敷で出会い、不思議な関わりを持つお話。
 自分に自信の持てない少年少女の成長記録です。

※この作品はフィクションです。作中の絵画・楽曲・地名などは実在しません。
あらすじ
 幼少期の出来事がきっかけで何かを「好き」だと思う気持ちを見失ってしまった中学生・篠崎秀翔(しのざき しゅうと)。部活の練習を欠席して河川敷で風景画を描いていたある日、隣の中学校の少女・柊遥奏(ひいらぎ はるか)に出会う。美しい歌声を持ち、自分の「好き」に正直な遥奏との関わりが秀翔の日々に色彩を与えていくが、実は彼女にはある秘密があって——

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