二〇一九年一月一日

昨日から実家に帰ってきていた優也に、初詣に誘われた。
地元の神社に行っておみくじを引いたら、びみょーに小吉だった。恋愛運のところに、過去にとらわれず進めば吉と書いてあった。
今まさにそんな状況だから、すごいなって思った。
去年の終わりに、職場の先輩に結婚を前提に付き合ってほしいと言われて返事を保留にしている。
もうどうにかなる可能性ゼロなのに、あたしはまだ優也がくれたブレスレットを手放せない。
優也は夏に連れてきた彼女とまだ続いてるらしい。
職場の先輩のことを話したら、優也はいいじゃんって笑った。その笑顔が少し泣きそうに見えたけど、たぶん寒かっただけだ。
だからもう本当に、心を決めようと思う。