3.
謎を――『紐解く』。
さっきも聞いた文言だ。これで二度目。
紐解くとは、こんがらがった揉め事や謎を解決するという比喩表現にも用いられる。それを靴紐に掛けたジョークとも捉えられるが、不思議なことにこの店主が大真面目な剣幕で言い放つと、本当に解決できそうな気がして鞘香は見とれてしまった。
「紐解くって、店主さんがですか?」
「我輩に任せろ。もののついでだ」
店主は鞘香の頭に手を置いた。
鞘香のパーソナルスペースが近いことを逆利用し、寄って来た彼女へ先んじて触れることで、上手にあしらっている風にも見える。
「我輩は靴屋として、靴を粗末に扱う不届き者が許せない。ましてや人を貶めるために妨害工作を企てる外道は、なおのこと放置しておけん。しかも貴重な限定モデルを!」
「私も同感です! これを買うためにどれだけお兄ちゃんが苦労したか!」
「十五万円のランシューと聞いて心当たりを考えていたが、このデザインは海外の有名ブランド『アディオス』だろう?」
「えっ、判るんですか? ロゴマークも汚れて剥がれちゃってるのに!」
「判るさ。しかもこの縫製は、アディオス日本支社の専属アドバイザーであり名工としても知られる靴職人・巳村一司氏が限定百足だけ生産した幻のランシューではないか?」
すらすらと諳んじた店主に、鞘香は鳩が豆鉄砲を食らったような表情を見せた。つぶらな両目をしばたたかせる。どうやら正解のようだ。
「凄い! 見ただけでそこまで鑑定できるんですか!」
「何年か前に巳村氏の工房が予約を開始した際、マニアの間で大きな話題となった。先着百名の応募は瞬く間に終了……懐かしいな。我輩は間に合わなかった」
あんたも応募してたんかい、と鞘香は心の中で突っ込んだが、この店主をして応募したがるほどのマニア垂涎アイテムということらしい。
「我輩など足元にも及ばない、遥かな高みに鎮座ましましている日本最高峰の靴職人が巳村氏だ。それを数年で使い込んだ君は素晴らしいし、傷付けた犯人には憤りを感じる」
犯人。
店主は明確に蔑称した。
悪事を働いた罪深き者。糾弾されるべき不埒者。
そうだ、これは『犯人探し』なのだ。鞘香に敵意を向けた加害者へ一矢報いなければ、たとえ靴を修理しても再び同じ妨害を受けかねない。犯人解明は急務である。
この靴を二度と穢されるわけにはいかない。鞘香の兄が身銭を切って、しかも膨大な倍率をかいくぐって買い付けた稀少品なのだから。
「だが本当に我輩が直して良いのか? 作成者が巳村氏ならば、修理もそちらに――」
「有名どころは高いんですもん」もじもじと肩身を狭くする鞘香。「電話してもなかなか繋がらないし、いざ話が出来ても法外な修理代と遅すぎる納期を提示されたんで諦めました。無料保証期間もとっくに過ぎてたから、邪険にあしらわれちゃって」
ものを言うのは懐事情である。
台所が火の車である鞘香は、手近な修理屋を捜すしかなかったわけだ。
店主は納得して、今度こそランニングシューズを工房へ運んだ。
「ではさっそくとりかかろう。と同時に、君は靴に負担をかけない履き方を心がけるようにしてもらいたい」
「負担ですか?」
「破損の大部分は『犯人』の妨害工作によるものだが、それはきっかけでしかない。使用者自身の足癖や走り方によっても、靴は消耗して行くものだ」
「つまり犯人は、私の足癖を熟知した上で、破損しやすい傷を入れてたんですか?」
「左様だ。例えばこのランシューは、アウトソールの摩耗が著しいと話しただろう?」
「はい」
「君は確か、剣道をやっていたな? そのせいで、本番前の歩行や緊張したときにすり足で歩く癖が付いているのではないか?」
「あ! そうかも」
鞘香はずるずると足を引かせた。
今履いている革靴だって、ここに来るとき何度か引きずっていた。だから靴底がすり減って、ぺたんこになっている。
「やはりな。かかとよりも爪先に体重をかけているのも、足音を立てない礼節を叩き込まれたせいだろう――『犯人』はそれを見越して、靴底をさらに摩耗させたと思われる」
「よく判りましたね! わぁ、靴底からそんなことまで見抜けるんですね!」
「この歩き方をする人は、靴底をこすらないようトゥーが宙に反《そ》り返った『ローリング型』シューズに改造した方が良さそうだ。これは足先が地面から離れているため必要以上にこすらないし、転倒の予防にもなる」
「あ~確かに私、爪先に体重をかけ過ぎてよく転んでました!」
鞘香はぺろりと舌を出した。踏絵もその横で頷いている。
「こ、転ばないように足を高く上げろって注意されてたもんね、鞘香……でも、原因はそれだけじゃなかったんだね……」
「うん。さすが店主さん! ぜひランシューの修理もそうして下さい!」
「了解した。ではアウトソールは爪先が反ったローリング型にしよう。他に何か注文があれば言ってくれたまえ」
「ん~。しいて言うなら、私ちょっとX脚気味なんですけど、アドバイスありますか?」
「X脚だと靴底のヒール部分に荷重がかかって、すり減りやすくなると言われている。そうか、それを無意識に防ごうとしてトゥーに体重をかけていた向きもあるのか」
「そうかも知れないです! かかともほぼ潰れてますし」
「かかとを支えるホールドも補強しよう。日常生活でもかかとの硬い靴を履くと良い」
「承知しました!」
芝居がかって敬礼する鞘香が、従順で可愛らしい。我が身に迫る危機を溌溂さで掻き消そうとしているのか。悪いイメージをしないよう、常にポジティブな態度を心がけているのかも知れない。アスリートはイメージトレーニングも重要だ。
「君は短距離走がメインだったな。速度重視のファストタイプは、ランシューも軽量だ。そのため外皮が薄く、耐久性も乏しくなる。当然、足への負担も大きい。このランシューもその傾向が強いから、無理だけはしないようにな」
「はーい!」
「あ、あのう……」
踏絵が怖々と挙手した。
店主がじろりと一瞥すると、ヒッと手を下げてしまったが、決して彼女に悪気はない。
「あ、あたしも質問して良いですか?」
「もちろんだ。何でも聞いてみろ」
「あたしも最近、靴が合わない気がして……部内の自己記録も伸び悩んでるんです……それで店主さんのアドバイスがいただけないかなって……」
「踏絵も次が最後の夏だもんね」
「う、うん……あたしは春大会もレギュラー入りギリギリだったし、後輩の成長株がどんどん追い上げて来てるから、抜かされちゃうかもって……」
「どれ、足を見せてみろ」
店主は踏絵のふもとにひざまずいた。
まぶたをすがめ、スカートから伸びた小麦色の健脚をじっと見定める。踏絵はびっくりして足を引っ込めようとしたものの、店主が不服そうに睨み上げたため観念した。
生贄よろしく、右足を差し出す。
通学用の革靴を脱ぎ、靴下も剥いだ。
店主の眼前にさらされた足先は、もじもじと五指を震えさせている。
「触るぞ」
「え、ええっ……?」
店主は踏絵の足を手で触れて、なぞった。
彼女の足型を、足指の長さを、丹念に調べ上げる。足をまさぐられるなまめかしい仕草に踏絵は爆発しそうなほど赤くなったが、店主は至って大真面目だ。
鞘香も店主と同様に、虎視眈々と吟味する始末。
「店主さん、踏絵の何を調べてるんですか?」
「足の型だ。人間の足型は三種類に大別される。一つは親指が長い『エジプト型』。日本人の六割以上がこの足型だと言われている。このタイプは大きな親指を靴が圧迫して痛めやすいから、トゥー部分の湾曲が広いオブリーク型シューズを履くと良い」
「へぇー。でも踏絵は親指が短いから違いますよ! 私がむしろこのタイプかも! 親指が大きいから、すり足と相まってトゥーに負担がかかってたのね。目からうろこだわ!」
「も、もう鞘香ってば、あまりじろじろ見ないでよぉ……」
踏絵が羞恥の余り卒倒しそうになっているが、あいにく鞘香も店主も聞いていない。
「二つ目は、足の人差し指が長い『ギリシャ型』。欧米人に多い足型だが、昨今は日本人も生活様式が西洋化した影響で増えている。人差し指が長いため、先端のとがったトゥーシューズを履くと良い」
「あ、あたしはそのタイプでもないようですけど……」足をいじられて目すら合わせられない踏絵。「どの指もみんな同じくらいの長さに見えますぅ……」
「それが三つ目の『スクエア型』だ。この足型は珍しいぞ。日本人は一割にも満たないと言われている。指の長さが均等ということは、本来なら短いはずの小指が平均より長いことを意味する。つまり、通常の靴では小指のスペースが狭くて、痛めやすい」
「た、確かに……小指がすっぽり収まるランシューがなくて困ってたんです……」
ようやく右足が店主から解放されて、踏絵は照れ臭そうに靴下を履いた。
たどたどしく革靴に足を通す仕草が奥ゆかしい。丸まった背中が小動物のようだ。よほど恥ずかしかったのだろう、その顔はじんわりと汗がにじんでいた。
踏絵は鞘香と裏腹に、パーソナルスペースが遠い。奥手なのだ。相反する二人が親友どうしというのは、店主の目に珍しく映った。
「では二週間後にまた会おう。それまでに出来る限り『犯人』の情報を集めておけ。怪しい人物が居たら忘れずにリストアップするのだ」
「判りました! ――って、あんまり部員や知人を疑うのは好きじゃないですけど」
鞘香は表情を曇らせた。
誰とでも打ち解けられる彼女は、苦楽を共にする仲間を怪しみたくない。しかし現実問題として、彼女のランニングシューズは被害を受けている。綺麗事をぬかしている場合ではないのだ。
辛い二週間になりそうね――と、鞘香の胸中は重苦しかった。
どちらかと言えば小さなバストなのに、このときは締め付けられるほど重かった。
*
「犯人の犯行手口って、いわゆる『木を隠すなら森に』だと思うのよ!」
――ゴールデンウィークを翌日に控えた金曜日、鞘香は放課後の更衣室でセーラー服を脱いでいた。
平らなスポーツブラがあらわになる。彼女はいつだってこれだ。翻って、話し相手の踏絵はフリフリの可愛いピンク色の下着で、運動するときだけスポブラに付け替えているのだが、鞘香はそんな面倒なことはしない。
否、する余裕がない。お洒落なブラジャーを買うお金がないからだ。第一、胸が小さいのであまり必要じゃないし、貧乏だから食生活も質素だし、人一倍練習しているせいで脂肪が燃焼しやすい。胸が成長しないのはそのせいだ。きっとそうに違いない。
「き、木を隠すなら……って何?」
踏絵がメガネをかけ直しつつ、きょとんと聞き返した。おっとりしたメガネっ子の割に読書経験は少なそうだ。
鞘香は部活用のランニングシャツを頭からかぶって、手短に説明した。
「ミステリーで有名な偽装工作よ! 木の枝が物証なんだけど、それを森の中に隠匿すれば、たくさんの木々に紛れて発見されにくいっていうカラクリよ!」
「ああ……なるほど……」脱いだ制服を畳む踏絵。「ランシューに付けられた傷も、靴の破損に紛れ込ませてたから、あたしたちは見逃してしまったのね……?」
「そういうこと! あの店主さんが居なかったら一生見過ごしてたわ! きっと犯人は、私が壊れたランシューに足を取られて怪我すれば一石二鳥、とでも企んだのね!」
「そ、そこまでは考えてないんじゃないかしら……」
「どうだか。踏絵は犯人をかばう気?」
「ううん、そんなつもりはないけど……」
「いい、踏絵? 犯人は私に対して、明確な害意を向けて来たのよ? 単に記録が伸び悩めばいいなんてレベルじゃないわ。犯人を暴かない限り、平和は戻らないのよ!」
「う、うん……どちらにせよ、物騒よね……怖いなぁ……」
踏絵は根負けしたように怖がった。
鞘香の憤激を尊重し、自分の意見を引っ込めたのだ。踏絵はずっと鞘香に付き従って来た。靴屋巡りも文句一つ言わず同行したし、話を振れば必ず返事してあげた。人見知りな踏絵が唯一、寄り添って居られる親友が鞘香なのだ。
「あ、踏絵。そのリボン、結び目から糸がほつれてるよ!」
鞘香はふと、踏絵が畳んだセーラー服に目にとめた。胸のリボンから一本、ひょろりと糸が伸びている。
「ほ、本当だわ……直しておかなくちゃ」
踏絵はかばんから携帯用のソーイングセットを取り出した。
素早く針に糸を通す。これ以上ほつれないよう縫い直し、きつく結んだ。余った糸はハサミで切り取るのも忘れない。
「裁縫道具を持ち歩くなんて、踏絵は家庭的だね! 私、そんなの持ったこともん」
「ひ、人によるんじゃないかしら……それで鞘香は、犯人の目星は付いたの?」
「それなんだけど、なかなか的を絞れないのよね」スカートを脱ぐ鞘香。「私が甘いのかな? 人を疑いの目で見られないの。胸襟を開けば判り合える、って信じてるから」
「鞘香のパーソナルスペースは近いもんね……あたしみたいな引っ込み思案にも親しげに話しかけてくれたし……」
「踏絵は一人で黙々と走ってて、群れないタイプだったわね! つい気になって声をかけたら、今じゃ一番の親友だもんね。おうちで勉強会やお泊まり会もよく開いてるし」
「春休みはほぼ毎日遊びに行ってたわね……あたしは鞘香に救われたのよ……だから信じられないのよ。こんなにも明るい鞘香を目の敵にする犯人が居るなんて……」
本当は犯人なんて居ない、店主の勘違いではないのかと踏絵は主張した。
もしそうなら、どんなに幸せだろう。余計な気を揉まず大会に集中できるのに――。
「一応、身内の犯人候補としては、一人だけ思い当たる子が居るわ!」
鞘香はその憶測すら心が痛むようで、身をかがめながら重々しく打ち明けた。
「え、どの子かしら……?」目を見開く踏絵。「同学年? それとも後輩?」
「あんま言いたくないけど、後輩の忍足さんって子」
「忍足さん……ああ、顔は知ってる。話したことはないけど……」
人付き合いの乏しい踏絵は、必死に記憶を掘り起こさねばならなかった。
忍足は陸上部の二年生で、鞘香に負けず劣らずの我が強い女子だ。自己主張が激しく、とにかく気性が荒い。何かと鞘香につっかかる場面も多かった。
「彼女は私たちの一個下でしょ? 去年からレギュラー争いしてたのよ。私とほぼ同タイムだったんだけど、顧問は私を選んだわ」
「そ、そのときの忍足さん、凄い剣幕だったよね……『自分が外されて鞘香が選ばれたのは年功序列ですか?』って……『実力主義じゃないとしたら、腐った部ですね』とまで叫んだような……一応、あとで反省してたけど……」
目くじら立てて顧問に問い詰める忍足は、今も部員の間で語り草だ。
反省したのは表向きだけで、内心では鞘香に怨嗟の念をわだかまらせている可能性はありそうだ――。
――と話すや否や、更衣室のドアが押し開かれた。
仰天した鞘香と踏絵が振り返ると、そこには今まさに噂していた忍足が立っていた。
すでにランニングウェアへ着替え終えている。吊り目で表情の硬い女子だ。鞘香ほどではないが引き締まった肢体を見るにつけ、なるほどアスリートだと納得できる。ボリュームのある黒髪を団子にまとめ、頭上に乗せていた。
注目された忍足は「何ですか先輩?」と居心地悪そうに見返したが、鞘香が言葉に詰まったので無視した。そそくさと自分のロッカーに歩み寄り、中からスポーツドリンクの入った水筒を出して退室する。
忘れ物を取りに来ただけらしい。
しかしこの短いやりとりだけで、剣呑な雰囲気は伝わった。相手が先輩だろうと容赦なく噛み付き、自分の要望を押し通そうとする豪傑だ。
「忍足さんも夏大会の予選突破を目指してるわ。部内のライバルである私が邪魔で、ランシューを傷付けたのかも――って、ああもう憂鬱だなぁ! 本当は疑いたくないのに!」
鞘香は髪を掻き乱した。
人を悪い目で見たくない。鞘香は性善説を信じるかのような口ぶりで、自説を否定しようとあがいている。
「さ、鞘香……身内じゃなくて、外部の者による犯行も考えてみたらどうかな……?」
「外部? あ~、他校の選手ってこと?」
鞘香はスカートを折り畳んでロッカーに片付けた。
安い綿パン一丁で動き回る。練習用の短パンを引っ張り出して足に通すと、すらりと伸びた褐色の美脚が良く映えた。
「なるほど外部犯ね! さすが踏絵! 大会は控え室や更衣室で大勢がひしめき、ごった返す――そのどさくさに紛れて、他校の誰かが私のランシューに傷を入れたのかも!」
「そうそう……去年の夏大会や春大会……合間のさまざまな公式試合……ランシューに傷を入れるチャンスは何度もあったんじゃないかしら……?」
踏絵はやたらと気勢を張った。
彼女にしては珍しい、力強い言説である。下着のままなりふり構わず言い合うさまは、鞘香を驚かせた。まぁ身内が犯人よりは、部外者が犯人だった方がまだ益しだろう。
「他校でしょっちゅう鉢合わせる選手と言えば、私、思い当たる人が居るわ!」
「だ、誰……?」
「去年から私と順位を競ってた都立高の、足高《だか》って子! 春大会では負けちゃったけど、あれはランシューのせいだと思ってる」
「足高さん……その人、あたしも知ってるわ……短距離走一本に的を絞ってる子よね」
「そうそう! 彼女は短距離が命だから、絶対に負けられないっていう執念があるのよ」
「何となく判るわ……好敵手をどんな手段を使ってでも蹴落としたいって気持ち……」
「でしょでしょ? 足高さん、かなりの有力候補だわね」
鞘香はどんどん乗り気になった。何せ親友も共感した犯人候補である。パーソナルスペースの近い鞘香ならば信用するに決まっている。
「ひとまずこの二名が、私の推理した容疑者リストよ! これ以上は疑いたくないわ!」
容疑者は絞られた。
陸上部の後輩・忍足と、他校の好敵手・足高。
ランシューの修理が終わるのは四月末で、それまでに候補の割り出しを済ませるという約束は果たした。善は急げだ。さっそく店主に報告したい。彼の見解を聞いてみたい。
「ねぇ踏絵、部活が終わったら靴屋さんへ寄らない?」
「ど、どうしたのいきなり……」
「修理の進捗状況を知りたいし、犯人候補に関する意見も聞きたいのよ。私たちだけで悩んでると頭が破裂しそう! 店主さんも犯人探しを手伝うって言ってたから、情報は共有すべきでしょ? お願い、付き合って!」
*