
- 作品番号
- 1598835
- 最終更新
- 2020/04/24
- 総文字数
- 18,833
- ページ数
- 3ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 7
- ランクイン履歴
-
総合4位(2020/04/23)
高校1年生になる大原ユキオには、コンプレックスがあった。
それは、ぽっちゃりとした自分の体型である。
だが彼は、クールで美人な生徒会長・榊原アイナと出会い、大きく変わる事となる。
『ねえ、ユキオ君。その“僕なんか”っていうの、今日は禁止ね』
『私、今日はあなたと楽しくおしゃべりしたいの。そんな時に“僕なんか”なんて言われたら、興ざめしちゃうわ』
それは、ぽっちゃりとした自分の体型である。
だが彼は、クールで美人な生徒会長・榊原アイナと出会い、大きく変わる事となる。
『ねえ、ユキオ君。その“僕なんか”っていうの、今日は禁止ね』
『私、今日はあなたと楽しくおしゃべりしたいの。そんな時に“僕なんか”なんて言われたら、興ざめしちゃうわ』
- あらすじ
- 料理部に所属する高校1年生の男子・大原ユキオには、コンプレックスがあった。
それは、ぽっちゃりとした自分の体型である。
ある日ユキオは、ひょんなことからクールで美人な生徒会長・榊原アイナに手料理を振る舞うことになった。
それがきっかけで2人は急接近し、デートをすることに。
だがいつも完璧でクールなアイナへの劣等感に苛まれるユキオは、彼女と距離を縮める事に抵抗を感じていた。
この作品のレビュー
投稿者:Nia.さん
本を開けば、ほっこりする温かさに包まれる
レビューを見る
"僕なんか"が口癖になっていたユキオの世界を変えてくれたのは紛れもなく、アイナだった
一見完璧に見えるが、手先が不器用で料理が苦手なアイナ。料理以外の分野において劣弱意識を持っているユキオ
性格もスタイルも得意分野も、全てにおいて正反対の二人。しかし互いのブランクを埋め合う理想の関係なのではないか、と思い自然と笑みが零れました
憧れと共に芽生えた劣等感や自己嫌悪。それを乗り越えて、その先にある想いに真っ直ぐ進む。そんなユキオを見ると、思わず声に出して応援したくなりました
読み進めていくうちに、じんわりと胸に温かさが広がっていく。それと同時に、色んな立場の人の悩みに直面していく。まさに示唆に富んだ作品でした
リズミカルに話が進んで行き、ページを捲る速さがどんどん加速していく、というのも本作品の魅力だと感じます
少し休みたい時、ほっこりする時間が疲れたあなたの元に訪れる。ぜひ、ご一読ください
2020/04/22 13:28
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