七時間授業の月曜日と水曜日は、一週間のうちでもっとも嫌いな曜日だ。
高校にはちゃんと通えていると言っても、中学時代の出来事をきっかけに人間不信に陥ってしまい、さらに人付き合いが苦手になったことで、二年以上通っている学校で“友達”と呼べる人は未だにひとりもいない。
そんな状況の中で、起きている時間のほとんどを学校に費やすというのは息苦しさを感じ、もちろんストレスも溜まる。
だから、勉強そのものが嫌いなわけではないのに学校はとても居心地が悪くて、週に二回の七時間授業の日はいつも以上に苦痛だった。
授業と授業の合間の十分間の休み時間が一回分増えることも、一時間長く学校で過ごさなければいけないことも、私にとってはつらいこと。
高校ではいじめに遭っていないだけ随分とマシではあるけど、それでも心が安らぐことのない場所での時間はとても長く思え、まるでずっと水の中にいるような息苦しささえ感じる。
もちろんそんなことは錯覚で、自分自身が変わる努力をすればいいだけだというのもわかっているけど……。
高校に入学した当初は先生以外の人と話そうとすると本当に息ができなくなりそうだった私にとって、それはあまりにもハードルが高く、越えられそうにない大きな壁だった。
高校にはちゃんと通えていると言っても、中学時代の出来事をきっかけに人間不信に陥ってしまい、さらに人付き合いが苦手になったことで、二年以上通っている学校で“友達”と呼べる人は未だにひとりもいない。
そんな状況の中で、起きている時間のほとんどを学校に費やすというのは息苦しさを感じ、もちろんストレスも溜まる。
だから、勉強そのものが嫌いなわけではないのに学校はとても居心地が悪くて、週に二回の七時間授業の日はいつも以上に苦痛だった。
授業と授業の合間の十分間の休み時間が一回分増えることも、一時間長く学校で過ごさなければいけないことも、私にとってはつらいこと。
高校ではいじめに遭っていないだけ随分とマシではあるけど、それでも心が安らぐことのない場所での時間はとても長く思え、まるでずっと水の中にいるような息苦しささえ感じる。
もちろんそんなことは錯覚で、自分自身が変わる努力をすればいいだけだというのもわかっているけど……。
高校に入学した当初は先生以外の人と話そうとすると本当に息ができなくなりそうだった私にとって、それはあまりにもハードルが高く、越えられそうにない大きな壁だった。