……ねえ、雪夜くん。


きみは私と一緒になんかいたくないのかもしれない。

私といても苦しいだけなのかもしれない。


でも、ごめんね。

私は雪夜くんのことが好きだから、どうしても側にいたい。


側にいさせてくれるのなら、私は自分の全てをかけて、きみの苦しみを一緒に引き受けるから。

そして、きみの苦しみをのみこんであげる。


だから、お願い。

側にいさせて。


誰よりも私を大切にしてくれた人。

何度を私を助けてくれた人。

何も言わずに、誰にも秘密にして、ずっと私を守ってくれていた人。


きみのことが好き。


今すぐ会いたいよ、きみに。


お願い、待っててね。

今からきみを助けに行くよ。