黒猫とさよならの旅のレビュー一覧
4.3
単行本を買わせていただきました。 レビューとかみていいなと思い買ったのですが、主人公に共感できない、おどおどしてる感じが読んでいてむかつきました。 これからがんばってください。
単行本を買わせていただきました。
レビューとかみていいなと思い買ったのですが、主人公に共感できない、おどおどしてる感じが読んでいてむかつきました。
これからがんばってください。
面白かったです。 とても興味がわく本でした。 わたしが共感できるところが多々あり、主人公の気持ちがよくわかるなって思いました。頑張ったら疲れるだけでも頑張らないとなにも始まらない。 人間って大変ですね.*・゚ .゚・*.
面白かったです。
とても興味がわく本でした。
わたしが共感できるところが多々あり、主人公の気持ちがよくわかるなって思いました。頑張ったら疲れるだけでも頑張らないとなにも始まらない。
人間って大変ですね.*・゚ .゚・*.
主人公の茉莉ちゃんが私と重なる部分があり、どんどん作品に引き込まれていきました。
私も茉莉ちゃん同様友達に言われたことに対して黙ってしまったことがありました。
そんな経験がある私の心に響いたのが、黒猫の「きみは、どうしたい?」です。
人がどう思うかではなく、自分がどうしたいかを考える。
このことに気づいたとき、衝撃を受けました。
「頑張る」ということについても学ばせていただきました。
茉莉ちゃんの「わたし、頑張ってる」の言葉を読んだ時は、涙が止まりませんでした。
黒猫の正体が、ピアノであるという結末。
これも感動的でした。
ピアノが茉莉ちゃんと壱くんに教えたさまざまなことは、今頑張っている人全員の心に届くと思います。
「みんな、頑張りたいんだ」という章の言葉で勇気をもらいました。
この作品に出会うことができて良かったです。
もし頑張ることに疲れたら、また読み返したいです。
このお話はとっても内容が深く、おかげで自分自身を見直すことができたと思います。 逃げ出したいときも、投げ出したいときも、一度そのものから離れてみればいいのだと私は感じました。 一度離れて、どこかでリスタートすればいい。 私はこの話からそう学べたと思います。 とてもメッセージ性が強く、ぜひ文庫本でも読んでみたいです!
このお話はとっても内容が深く、おかげで自分自身を見直すことができたと思います。
逃げ出したいときも、投げ出したいときも、一度そのものから離れてみればいいのだと私は感じました。
一度離れて、どこかでリスタートすればいい。
私はこの話からそう学べたと思います。
とてもメッセージ性が強く、ぜひ文庫本でも読んでみたいです!
もう頑張りたくないと思った。だから、逃げ出すことにした。黒猫と君と一緒に…。 頑張るってどういうことだろう。何を、どこまでしたら頑張ったって言ってもらえるんだろう。そもそも「頑張った」基準って何だろう…。読みながら色んなことを、茉莉と一緒に考えていました。 頑張ることに必死な茉莉と、頑張ることを諦めた壱。性格は対照的かもしれませんが、もう頑張らないと決めても、無意味だと言いながらも、結局頑張ってしまっているふたりは似ていて。一生懸命で真っ直ぐで素敵だと思いました。 いっそのこと忘れてしまいたいこと、頑張りすぎて逃げ出したくなることはあるけれど、それを忘れて生きていくなんて出来ない。 傷つきもがきながらも、人は誰しもなりたい自分に近付くために頑張っているんだと、自分も黒猫に教えてもらいました。 きみは、どうしたい? …答えはきっと決まっているね。 これから先、何度も読みたい一冊です。
もう頑張りたくないと思った。だから、逃げ出すことにした。黒猫と君と一緒に…。
頑張るってどういうことだろう。何を、どこまでしたら頑張ったって言ってもらえるんだろう。そもそも「頑張った」基準って何だろう…。読みながら色んなことを、茉莉と一緒に考えていました。
頑張ることに必死な茉莉と、頑張ることを諦めた壱。性格は対照的かもしれませんが、もう頑張らないと決めても、無意味だと言いながらも、結局頑張ってしまっているふたりは似ていて。一生懸命で真っ直ぐで素敵だと思いました。
いっそのこと忘れてしまいたいこと、頑張りすぎて逃げ出したくなることはあるけれど、それを忘れて生きていくなんて出来ない。
傷つきもがきながらも、人は誰しもなりたい自分に近付くために頑張っているんだと、自分も黒猫に教えてもらいました。
きみは、どうしたい?
…答えはきっと決まっているね。
これから先、何度も読みたい一冊です。
もう子どもじゃないから色々悩んで、考えて。 でもまだ大人じゃないから、諦めきれず逃げられもしない。 もどかしさに思わず手を差し伸べてしまいたくなるような、傷付いた少女と少年。 それは誰しもたぶん、過去の自分の姿と重ねてしまう存在なのでしょう。 情けないくらいちっぽけで、未熟で、でも本当に本気で純粋だったあの頃の自分の分身が、ひとつひとつ確かなものを積み重ねるように自問自答して、爪先を前に向けて答えを見つけていく。 ……涙が出るほど切なく、胸苦しいほど懐かしく、声にならないほど愛しいです。 自転車から眺める原っぱの緑や、冷たい風を切る頬の赤い血色や、白い息が流れていく様が目に見えるような描写力。 そして淡々と隠し事も無く、胸が痛むほどひたすら正直で誠実な心理描写はもう、脱帽するしかありません! いいよさん、深く心に残る作品をありがとうございました。
もう子どもじゃないから色々悩んで、考えて。
でもまだ大人じゃないから、諦めきれず逃げられもしない。
もどかしさに思わず手を差し伸べてしまいたくなるような、傷付いた少女と少年。
それは誰しもたぶん、過去の自分の姿と重ねてしまう存在なのでしょう。
情けないくらいちっぽけで、未熟で、でも本当に本気で純粋だったあの頃の自分の分身が、ひとつひとつ確かなものを積み重ねるように自問自答して、爪先を前に向けて答えを見つけていく。
……涙が出るほど切なく、胸苦しいほど懐かしく、声にならないほど愛しいです。
自転車から眺める原っぱの緑や、冷たい風を切る頬の赤い血色や、白い息が流れていく様が目に見えるような描写力。
そして淡々と隠し事も無く、胸が痛むほどひたすら正直で誠実な心理描写はもう、脱帽するしかありません!
いいよさん、深く心に残る作品をありがとうございました。
至極個人的な事で恐縮ですが、どうしても気分が乗らない日、致し方無く会社をズル休みするにせよ、でもその後平穏な日常を過ごしたいのなら、迫りくる罪悪感を押して鼻声で連絡する義務が発生する。いわゆる逃げる為に頑張る。
一見簡単なようで、でもとても勇気のいる行為。
人の“頑張り″とは実に多種多様のようで、作中には対称的な二人の頑張り屋さんが登場します。読み進めると、自分がこれまで経験し、共感出来る事がいくつも出てくると思います。明るい未来を勝ち取る為、果敢に挑む二人と一匹の逃亡劇、是非ご覧下さい。