星空は100年後のレビュー一覧

平均評価星数 ★★★★★ 5.0
★★★★★
投稿者:Rワゴンさん
いいお話でした☆
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すごくいいお話だったんですが字が間違ってたりしてたので 読みづらかったですㅇㅁㅇ;;

すごくいいお話だったんですが字が間違ってたりしてたので
読みづらかったですㅇㅁㅇ;;

2018/03/31 01:10
★★★★★
投稿者:和泉りんさん
ネタバレ
美しく輝く
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本当に、ただただ面白かったです。
安定した文章力と、引き込まれるストーリー、そして秀逸すぎるタイトル。

美輝の心情がとても丁寧に、しかもいい具合に感情的に描写されていて、あれよあれよと言う間に感情移入してしまいました。

変わってほしくないものが変わっていく痛み。それを乗り越えた美輝ちゃんの強さ、素敵です。

大事な人を大事にすることって、難しい。けれど考えて、答えを見つけて、大事な人を大事にするために走った美輝ちゃん、かっこ良かったです。終盤の疾走感がたまりません!

切なく、苦しく、そして爽やかな青春小説です。
ぜひご一読を♪

2015/12/24 12:00
★★★★★
投稿者:Aki*さん
見えるようになったものは。
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大嫌いだった。いなくなってしまえばいいと思ってた。私から大切な人と時間を奪っていく、あの子なんて……。 大事に想う人がいるからこそ生まれる、嫉妬という気持ち。それがとても上手く表現されていて、まるで自分が美輝になったかのように、胸が苦しくなるシーンが幾つもありました。読んでいる間、「これでいいの?」って、美輝と一緒に考えることが沢山ありました。 恋人だったり、友人だったり、家族だったり、“大事”には色んな種類があること。当たり前なんだけど忘れがちなことを、改めて教えてもらったような気がします。 少し不思議な数日間、美輝が見えるようになったのは…あるはずのない彼女の姿だけではなく、人が人を大事に想う気持ち。 「星を壊す」と言った美輝ちゃんは、最高にカッコ良かったし、本当の意味で強くなったなって思いました。 間違いなく、読者が主人公と一緒に成長出来る小説です。

大嫌いだった。いなくなってしまえばいいと思ってた。私から大切な人と時間を奪っていく、あの子なんて……。


大事に想う人がいるからこそ生まれる、嫉妬という気持ち。それがとても上手く表現されていて、まるで自分が美輝になったかのように、胸が苦しくなるシーンが幾つもありました。読んでいる間、「これでいいの?」って、美輝と一緒に考えることが沢山ありました。

恋人だったり、友人だったり、家族だったり、“大事”には色んな種類があること。当たり前なんだけど忘れがちなことを、改めて教えてもらったような気がします。

少し不思議な数日間、美輝が見えるようになったのは…あるはずのない彼女の姿だけではなく、人が人を大事に想う気持ち。

「星を壊す」と言った美輝ちゃんは、最高にカッコ良かったし、本当の意味で強くなったなって思いました。

間違いなく、読者が主人公と一緒に成長出来る小説です。

2014/11/06 02:35
★★★★★
投稿者:水瀬和奏さん
ネタバレ
ゆるしの物語
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いつまでも一緒にいてくれると誓った幼馴染。
彼の1番で有り続けるのが当たり前だった日常が、ある日突然変わってしまったら……。

この物語は、2つの「ゆるし」が重なり合っています。

辛い時、自分の側で泣いてもいい、という「許し」と癒しを与えてくれた男友達。
クロに近い疑惑があったとしても、過去に囚われずに父を「赦し」て前進する主人公。
そして、主人公とずっと一緒にいると誓いながら、その形が変わることに「許し」を乞い、彼女の過去を「赦す」幼馴染。
傷つけあいながらも、ゆるすことで得られる100年の
幸せを祈りつつ。

繰り返し読みたくなる作品です。

2014/10/19 13:53
★★★★★
投稿者:楓 十色さん
タイトルは語る
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ただただ純粋に面白かった。 主人公と一緒に笑って、泣いて、悩んで、苦しんで。時々そんな主人公を横目に外から「あんたも鈍いね」なんて突っ込んでみたり。 野いちごに、それこそ星の数ほどある「泣ける物語」の中で、もし読者に選ばれるなら、是非こういう作品・作風・文体であって欲しい。 そう切に願います。 何よりタイトルが素敵でした。きらきらと輝いていて、どこまでも透き通ったこの作品にピッタリでした。

ただただ純粋に面白かった。

主人公と一緒に笑って、泣いて、悩んで、苦しんで。時々そんな主人公を横目に外から「あんたも鈍いね」なんて突っ込んでみたり。

野いちごに、それこそ星の数ほどある「泣ける物語」の中で、もし読者に選ばれるなら、是非こういう作品・作風・文体であって欲しい。
そう切に願います。

何よりタイトルが素敵でした。きらきらと輝いていて、どこまでも透き通ったこの作品にピッタリでした。

2014/10/17 19:43
★★★★★
投稿者:夢雨さん
100年と、それから1日
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笑うことができる居場所と、泣くことができる居場所。それが同じだという人間もいるかもしれない。だけどなかには、違う人間もいるかもしれない。 雅人くんの前で無理して笑う美輝ちゃんは、とても滑稽で、だからこそとても愛しかったです。 そしてそれは、町田さんも同じ。 いがみあって、嫌いあって、ひとりの男を取りあって。よくある話かもしれないけど、そうじゃないなあって。 彼に、笑ってほしい。だけど自分の前で泣いてほしい。ふたりは違うようでとても似ていて、ふたりともが愛しくてたまらなかった。 美輝と目を覚ました町田さんの100年。雅人と美輝の100年。雅人と町田さんの100年。 そして、やっと泣ける場所を見つけられた美輝と、それを不器用に、けれど優しく見守っていくであろう賢、ふたりの100年。 読み終えたあと、彼らの100年が、とても楽しみになりました。

笑うことができる居場所と、泣くことができる居場所。それが同じだという人間もいるかもしれない。だけどなかには、違う人間もいるかもしれない。

雅人くんの前で無理して笑う美輝ちゃんは、とても滑稽で、だからこそとても愛しかったです。
そしてそれは、町田さんも同じ。
いがみあって、嫌いあって、ひとりの男を取りあって。よくある話かもしれないけど、そうじゃないなあって。
彼に、笑ってほしい。だけど自分の前で泣いてほしい。ふたりは違うようでとても似ていて、ふたりともが愛しくてたまらなかった。

美輝と目を覚ました町田さんの100年。雅人と美輝の100年。雅人と町田さんの100年。
そして、やっと泣ける場所を見つけられた美輝と、それを不器用に、けれど優しく見守っていくであろう賢、ふたりの100年。
読み終えたあと、彼らの100年が、とても楽しみになりました。

2014/09/25 21:13
★★★★★
投稿者:秋野桜さん
ネタバレ
生きて、そばにいてよ
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『ずっと、そばにいるよ』

泣かなかったあの夜、幼なじみがそう約束してくれた。今も覚えているし、ずっと守ってくれている。

キミが悲しむから、私は泣かなかった。キミが笑顔を見せてそばにいてくれるからそれで良かった。変わらないものを、信じていた。

でも、確かに変わっていく。私とキミとの特別な関係が、大嫌いなあの子によって……。



生きていれば、変わるものの方がずっと多い。だからこそ得るものもあるのだけど、受け入れるのにも勇気がいる。

だけど、生きていれば。文句を言ったり信じることも出来る。大嫌いなものも好きになろうと思えるようになる。大事な人のそばにいられる。だからやっぱり、生きていてほしいと思える。

星になるなんて100年早いんだよ。

大事な人や、大事な人の大事な人、みんな生きていてほしい。その思いが強くなる作品です。ぜひご一読を。

2014/09/15 05:45
★★★★★
投稿者:坂井志緒さん
好きな人が大嫌いな人を大切にしていたら
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友達を大切にしたいという気持ち。 好きな人に対する恋心。 そして恋敵への嫌悪。 自分の理想通りにいかない現実を受け入れられず 甘ったれていた主人公が成長した瞬間を見て、 読んでいる自分まで成長したような気がしました。 『自分の大好きな人が大嫌いな人を大切にしていたら』 答えをくれる作品です。

友達を大切にしたいという気持ち。
好きな人に対する恋心。
そして恋敵への嫌悪。

自分の理想通りにいかない現実を受け入れられず
甘ったれていた主人公が成長した瞬間を見て、
読んでいる自分まで成長したような気がしました。

『自分の大好きな人が大嫌いな人を大切にしていたら』

答えをくれる作品です。

2014/09/13 01:12
★★★★★
投稿者:戸川れんさん
北極星みたいな約束
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変わること、変わらないこと。 変わるって怖い。 でも、変わるってドキドキ。 変わっちゃうこともあるから、変わらないことがキラキラ輝いたりするよね。 北極星みたいに、ずっと同じ場所で輝いている記憶。 大切に、大切に。 思えば思うほど変化って耐えられない。 誰かを本当に大切に思うことって。 変化もいとおしく思うことだと思う。 それって受け入れがたいこともあるけど。 乗り越えた美輝ちゃんはすごいな。 弱さも狡さも醜さもあるけど、ここで生きているみんなが、それぞれとっても可愛い。(おばちゃん目線) それってきっと、みんなが一生懸命で、真剣だからなんだなって思う。 みんなが、幸せになれますように。 そう願わずにはいられなくなる。 素敵な作品でした。

変わること、変わらないこと。
変わるって怖い。
でも、変わるってドキドキ。
変わっちゃうこともあるから、変わらないことがキラキラ輝いたりするよね。
北極星みたいに、ずっと同じ場所で輝いている記憶。
大切に、大切に。
思えば思うほど変化って耐えられない。
誰かを本当に大切に思うことって。
変化もいとおしく思うことだと思う。
それって受け入れがたいこともあるけど。
乗り越えた美輝ちゃんはすごいな。
弱さも狡さも醜さもあるけど、ここで生きているみんなが、それぞれとっても可愛い。(おばちゃん目線)
それってきっと、みんなが一生懸命で、真剣だからなんだなって思う。

みんなが、幸せになれますように。
そう願わずにはいられなくなる。
素敵な作品でした。

2014/09/08 17:33
★★★★★
投稿者:かなさん
星を壊してでも
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一番辛かった時。「ずっとそばにいる」。美輝には、そう約束してくれた幼なじみがいる。大切で、大好きで、いつしかそれは恋へと発展して、なのに彼は、別の可愛い女子と付き合いだして… まさかの展開に驚きながら、終盤。主人公と一緒に駆け抜けていくような感覚に、これぞいいよさんの疾走感!と、夢中でページをめくりました。 大切な人を笑顔にしたい。だから、そばにいたい。何かしてあげたい。いくらそう思っても、そばにいることを必要とされない。本音を、こぼしてくれない。 すごく切なかった。けれど、美輝がそんな自分の気持ちを押しとどめてまで、彼を笑顔にしてくれるモノを捜しに走った時には、キリキリと胸も喉も締め付けられました。 最後のシーンは、終わりの後の、新たな始まり。読み終えて、大切な人と星を見上げたくなる。そんな、爽やかで懸命で、素敵なお話です。

一番辛かった時。「ずっとそばにいる」。美輝には、そう約束してくれた幼なじみがいる。大切で、大好きで、いつしかそれは恋へと発展して、なのに彼は、別の可愛い女子と付き合いだして…

まさかの展開に驚きながら、終盤。主人公と一緒に駆け抜けていくような感覚に、これぞいいよさんの疾走感!と、夢中でページをめくりました。

大切な人を笑顔にしたい。だから、そばにいたい。何かしてあげたい。いくらそう思っても、そばにいることを必要とされない。本音を、こぼしてくれない。

すごく切なかった。けれど、美輝がそんな自分の気持ちを押しとどめてまで、彼を笑顔にしてくれるモノを捜しに走った時には、キリキリと胸も喉も締め付けられました。

最後のシーンは、終わりの後の、新たな始まり。読み終えて、大切な人と星を見上げたくなる。そんな、爽やかで懸命で、素敵なお話です。

2014/09/08 07:31
★★★★★
投稿者:miNatoさん
ネタバレ
最高の作品!
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ページをめくる手が止まらずに一気に読んでしまいました!
美輝の気持ちがとても丁寧に描かれていて感情移入しすぎて私まで泣きそうになりました。
雅人を想う気持ちが切なくてヤバかったです。

町田さんのことも最初は嫌いだったけど、ただ不器用なだけだったんですね。
最後には生きて雅人と幸せになってほしいと願うほどに。

これから賢とどうなるのか

幸せになってくれていたらいいなと思いました。

2014/09/07 21:04
★★★★★
投稿者:圓谷愁さん
好きと嫌いと、本当と嘘と、命と。
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大好きな幼馴染みを奪われた。 奪った女の子は、軽くていい加減で大嫌い。 消えてしまえば良いのに……そう、思ってた。 この物語は人間味のある感情がたくさん溢れている、と強く印象を受けました。 物語にのめり込めばのめり込むほど、時に目を逸らしたくなるほどにキャラクター達の心情が溢れていて。 『好き』『嫌い』『本当の想い』『嘘の言葉』 まるで数多に広がる星のように散りばめられた感情の数々に、読後は沢山考えさせられてしまいました。 大嫌いな者同士なのに。 何故彼女は彼女の前にだけ現れたのか。 読み終えた時には、何となくその意味が分かったような気がします。 想いと、命と、この言い表せない不思議な感覚。 是非、一読して味わってほしい作品です。

大好きな幼馴染みを奪われた。


奪った女の子は、軽くていい加減で大嫌い。
消えてしまえば良いのに……そう、思ってた。




この物語は人間味のある感情がたくさん溢れている、と強く印象を受けました。

物語にのめり込めばのめり込むほど、時に目を逸らしたくなるほどにキャラクター達の心情が溢れていて。

『好き』『嫌い』『本当の想い』『嘘の言葉』


まるで数多に広がる星のように散りばめられた感情の数々に、読後は沢山考えさせられてしまいました。


大嫌いな者同士なのに。
何故彼女は彼女の前にだけ現れたのか。
読み終えた時には、何となくその意味が分かったような気がします。


想いと、命と、この言い表せない不思議な感覚。
是非、一読して味わってほしい作品です。

2014/09/06 01:49
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