黒乃 梓さんの作品一覧

虧月の宴―隠された乙女の甘やかな最愛婚―

総文字数/25,358

和風ファンタジー18ページ

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お願い。私がただの……普通の人間であると証明して―― 「お前が本気なら、一緒に落ちてやる」 2025.11.30 虧月(きげつ)……満月から新月までの間の、欠けて細くなってゆく月
盈月の檻―呪われた少女の秘された寵愛婚―

総文字数/29,849

和風ファンタジー13ページ

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異常存在(マレビト)と呼ばれる人にあらざる者たちが境界が曖昧な世界。甚大な被害を被る人々の平和と安寧を守るため、軍は組織されたのだと噂されていた。 烙印を捺された者は、その瞬間に人ではなくなる―― 「無駄とはなんだ。お前があまりにも妻としての自覚が足らないから、思い出させてやっているのだろう」 「それは……しょうがありません」 だって私は―― 「どんな姿でも関係ない。私の妻はお前だけだ」 相応しくない。私は彼のそばにいるべきではないのに――。 「私も……あなた様の、旦那様のそばにいたいです」 この身で願ってもかまわないの? 呪われた少女の孤独は秘された寵愛婚の中で溶かされる 2024.12.2 盈月(えいげつ)……新月から満月に向かって次第に円くなっていく間の月
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ふと彼と出会って前の人生を思い出しました。 私は前世で男装勇者 彼は宿敵、魔王だったことに。 ちょっと待ってよ、普通は異世界転生とか転移とかそういうもんでしょ。 なんで異世界から現代なの。それ、どこの層に需要あんの? 「だったら、俺をその気にさせてみせろよ」 生まれ変わっても彼は容姿も性格も魔王のままです。 腹黒さもカリスマ性も健在で、しかも大学教員とか偉そうな立場です。 自分の運命を呪うしかありません。魔王と関わるのはごめんです。 いつも余裕たっぷりで、人を見下してからかってばかり。 嫌いで、憎むべき相手で、けっして彼とは……。 「会いたくなかった、思い出したくなかった」 「……そうか」 「とりあえずさー。世界も平和なんだし、ふたりともちょっとは素直になってみたら?」 前世のしがらみで素直になれないツンデレ不器用ヒロインと 前世も現代も溺愛の伝わらない不憫なヒーローを全力でニヨニヨするお話。 2020.9.30 ※2021.4.16 追記 編集部オススメ作品に選ばれたのを記念に(?)もう1話UPします(読み切り) 少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
次期皇帝の臈たし偽りの華

総文字数/32,042

後宮ファンタジー9ページ

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四大加術家のひとつとして栄えていたが、突然皇帝の命令で族滅され唯一生き残った春咏 一族の汚名を雪ぎ真実を知るため、名前も性別も偽り、第二皇子乾廉の加術士となる。 皇族には不信感しかなく、最初は冷めた目で乾廉に仕えていた春咏だが、徐々に彼の人柄や考えに触れ理解を深めていく。 「後宮に輿入れしないか?」 ところがある日、女性でも通用するという理由で後宮に輿入れを求められる。 すべては乾廉にまつわる不穏な噂の真相を探るためだった。 「頭ではわかっているんだが、お前が女に見えて愛しくてたまらないんだ」 「しょうがないですよ。そういう術をかけていますので」 絶対に自分の出自も性別も知られてはならない。 初めて宿る想いに戸惑いながらも、加術士としての任をまっとうしようとする春咏だが―― 2023.1.31
仮初め後宮妃と秘された皇子

総文字数/36,632

後宮ファンタジー11ページ

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西に位置する長庚国では、ふたつの後宮が王家の繁栄を支えてきた。 皇帝のために用意されている太白宮と次期皇帝となる皇子のために用意されている明星宮のふたつからなり、凜風(リンファ)は次期皇帝の第一皇子の即妃、珠倫(シュロン)の女官として仕えている。 ある日、珠倫に共に仕えている女官の春蘭(シュンラン)があと三ヶ月で後宮を去ると聞かされ…… 2023.7.31
最恐悪神の誤算愛―薄幸乙女の小さな幸せ―

総文字数/23,402

和風ファンタジー11ページ

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両親を亡くし、育ての親である伯母の命令で愛のない政略結婚をする前日 咲耶(さくや)の前に暁(きょう)と名乗る悪神が現れた。 人々を不幸にして災いをなす存在として彼は前世の咲耶に その力を封じられ、復讐のため咲耶の前に現れたと告げる。 しかし咲耶の境遇はすでに十分、つらいもので……。 「お前は俺のものだ。誰にも渡さない」 不幸のどん底に突き落としてやると言いつつ、すでに薄幸なヒロインを自分の手で不幸にするためにと、結婚までしてついつい全力で溺愛して幸せにしちゃうハイスペツンデレ悪神様のお話。 8/31追記 特集への掲載ありがとうございます。 感謝の気持ちを込めて第2話「爪先に唇を寄せ足の甲に口づけ」をお届けします。 イチャイチャ&ハチャメチャ度がUPしていますが、どうかお楽しみいただけますように。
シリウスの本音を君に

総文字数/25,565

青春・恋愛33ページ

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間山孝太(まやまこうた)。 俺はお前が大っ嫌いだ! たとえ直接お前にもう言えないとしても、この気持ちだけはずっと変わらない。 百合(ゆり)に対する想いほどに! 2019.5.11 公開&完結
バイバイまたね、クドリャフカ

総文字数/91,645

青春・恋愛37ページ

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~第4回 ジャンプ恋愛小説大賞 最終選考候補作~ 『運命かも』 『なんの?』 『それは、これから考える』 きみがそんなふうに言うから 「だからお願い……私と一緒に生きてよ」 終わる世界で私はあなたに恋をした 2018.9.3~2018.9.7 加筆修正後再公開 2019.1.30 ノベマ!への公開 2019.5.14 
冷たくて穏やかな夜に

総文字数/5,116

青春・恋愛8ページ

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去年のクリスマス、憧れのこのホテルで夢のような時間を過ごせた。 まさか今年もこのホテルでクリスマスを過ごせるなんて。 ……でも、きっと来年はないんだろうな。 2010.12.10
アルブレヒトはきっと恋に落ちていた

総文字数/107,730

青春・恋愛150ページ

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~第5回 ジャンプ恋愛小説大賞 最終選考候補作~ 嘘つきなのは僕だったのか、君だったのか。 君と過ごしたのは、ほんの少しの時間。 月が覚めて、満ちて、欠けるまでのじめっとした雨の匂いが消えない梅雨の間の出来事だった。 2019.11.1~2019.11.8
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