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きっと永遠にきらめいている
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“特別な感情は、言えないからこそ特別” そんな特別を閉じ込めたナツノちゃんの思い出は美しいけれど、水の中で呼吸をしているかのように苦しくもありました。 思い出と共に変わらずにありたい、特別以外はどうでもいい。そうやって水面に波風立てず隠し続けてもよかったのかもしれない。それでも、と手を伸ばした彼らの秘めた想いにどうしようもなく胸が熱くなります。 そして(全員を公平に見守りつつ)スミくんの魅力には抗えません。『傷つかないで欲しい』の意味、《どうでもいい》という言葉の使い方、初めて怒りを見せたタイミング、予想外でずるくて、こんな彼だからこそ、と読了したときに改めて愛おしく思えました。 かけがえのない一瞬の切り取り方が本当に繊細で美しくて、その中でも一際きらめく決して見逃せない瞬間がこの物語にはあります。痛くて愛おしい彼らの恋とかくしごと、ぜひみなさんにも見届けていただきたいです。
2024/09/12 04:25
青春・恋愛
46ページ
完 ・総文字数110,365
それぞれの明日
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2017/09/02 10:16
青春・恋愛
71ページ
完 ・総文字数53,602
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