絵本調の短編創作童話

【SNS×多重どんでん返し】応募作品です。

宇佐美夏海(二十五歳・精神科医) 黒髪にフワフワセミロングの女性。 おっとりしていて、喫茶店巡りが趣味。 瀬戸昴(二十七歳・小説家) 黒髪ウルフヘアの男性。 たまにメガネをかけている。 堅い見た目だが、甘いものが好き。 ーーーーーーーーーーーーー あらすじ 　街で噂の「美人精神科医」である宇佐美夏海(二十五歳)。 　なのに、夏海は独身で彼氏すらいない。 　夏海には信条があった。『適当な恋愛はしたくない』のだ。 　だけど、この信条は何処から来たのか未だに不明。 　そんな彼女の元に、仕事の多忙さから精神的に参ってしまった小説家・瀬戸昴(二十七歳)が、受診に来る。 　正直、疚しい気持ちがなかったわけではないが、期待どおりに美人な夏海に昴は一目惚れする。もう、歳も歳なので、『結婚』したいのだ。 　地方都市での緩やかな日々を共に過ごしてゆく中で、二人は段々近づいてゆく。 しかし、昴が全く小説を書けなくなっていることがわかる。 　『なんだかんだ言ってても、惹かれたい！という気持ちが寄り添ってゆく』大人の恋愛話。

山田蜜実(女性・26歳・OL) 化粧品会社支店勤務のOL。 フラれたばかりの新鮮なロンリーレディ。独女。 切実に新しい恋人が欲しい。 至って平凡なOLで、少女趣味にミーハー。 スマホで日記を書くのが趣味。 ブログに載せる写真ネタを見つけたい。 灘建児(男性・30歳・店長) 喫茶「ワイドハート」を独りで経営している。 人懐っこく、喜怒哀楽が激しい。 料理の腕もピカイチで、言葉のサーブも的確。 店長目当てにお客が来るほど。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー あらすじ 【二十四時からは(予約)空けてます。】 独り街行く山田蜜実の目に貼り紙が留まる。 そこは喫茶『ワイドハート』 入ると陽気な店長・灘建児だけが居るお店。 初めて訪れる店で、言葉の上手い店長・建児に、絆されてゆく蜜実。 蜜実は建児に流されて、【二十四時からの予約】を入れる事にーーー………！？