2016年5月発売のスターツ出版文庫
初めて恋をしたあの夏、泣けるほどの奇跡が起きた――。
あの夏を生きた君へ
[原題]あの夏を生きた君へ
イラストレーター:はるこ
- あらすじ
- 学校でのイジメに耐えきれず、ついには不登校になってしまった中2の千鶴。生きることすべてに嫌気が差し「死にたい」と思い詰める日々。彼女が唯一心を許していたのが祖母の存在だったが、ある夏の日、祖母が危篤に陥ってしまいショックを受ける。そんな千鶴の前に、ユキオという不思議な少年が現れる。彼の目的は何なのか――。時を超えた切ない約束、深い縁で繋がれた命と涙の物語。
- 著者コメント
- こんにちは。水野ユーリです。書籍化していただきましてから4年、新たに文庫として『あの夏を生きた君へ』が出版されることとなりました。サイト並びに書籍で読んでくださった方々、そしてこの機会に初めて出会うであろう読者様。どうか、この作品が皆様の勇気になれますように。よろしくお願いいたします。
きみと同じ時間の中で、泣いて、笑って、生きていく。
きみとぼくの、失われた時間
[原題]15のチルド
イラストレーター:けーしん
- あらすじ
- 15歳の健は、失恋し、友達とは喧嘩、両親は離婚の危機…と自分の居場所を見失っていた。神社で眠りに堕ち、目覚めた時には10年後の世界にタイムスリップ。そこでフラれた彼女、親友、家族と再会するも、みんなそれぞれ新たな道を進んでいた。居心地のいい10年後の世界。でも、健はここは自分の居場所ではない、と気づき始め…。『今』を生きる大切さを教えてくれる、青春物語!
- 著者コメント
- こんにちは、つゆのあめと申します。5年前の作品が生まれ変わり、『きみとぼくの、失われた時間』と改題して書籍化いたしました。大きく展開が変わった点もありますが、どうぞ神隠しに遭った坂本健の行方を最後まで見守って頂けたらな、と思います。そして皆様の、お心に残って頂けたら幸いです。