「ま、ダラダラしててもしょうがねーからな。うらら、そいつと付き合え」

ヒロの言葉にあたしはイヤな顔をした。


「ボランティアだよ。うるせーから、2,3ヶ月付き合って振ればいいだろ」

「短期間ならキスは難しいけど、処女は守れるし」

ユキもうなずいている。


あたしが不満を言おうとすると、

「噂になってるよりマシだろ。一応は付き合ってあげたんだからって事になる」


ヒロは得意気に言ってるけど・・・

「そんな簡単に別れてくれるかなー・・・。一瞬だったら我慢するけど。今後のためにも」

あたしはため息をついた。


「大丈夫だって。大好きなうららちゃんと一瞬でも付き合えるんだから」

西まで納得している。


「本当かなー・・・」

あたしは最後まで不満ばっかり言っていた。