だから私も、向き合うべきだった。


一緒に過ごした時間を
一緒に過ごした時間が、くれたものを

全部、全部見つめ返して向き合うべきだった。


…でもそうするには、私のココロはあまりに幼く。




『私も好きだよ。…碧は、大切な幼なじみだもん』




逃げた。

逃げ出したかった。



あの、心地よい、柔らかい光が当たる場所を求めて。