まぶしくて、まぶしくて。
そう、まるであなたと出逢った時のように
太陽が落ちてきたのかと思った。
気がつけば、病院にいた。
ベッドに横たわるあたしを、湯川くんと下里さんが心配そうにのぞきこんでいた。
そしてその横には、なぜか中学のクラスメイトの亜美も。
「桃崎さん、大丈夫?」
「え……なんで?」
さっぱり理解できず、呆けた声でたずねると。
「昨日、桃崎さんの居場所を知らないかって電話があったの。それで行方がわからなくなってることを知って……」
電話?
誰から? と聞く前に
亜美たちの後ろにもう一人いたことに気づく。
「斗馬くん……」