しばらくベッドでうだうだしていたが、どうしようもなくなり、私は携帯電話を開いた。



アドレス帳から名前を探し、そこでまたしばらく悩んだあと、電話をかけた。



発信音が6回鳴ったところで、相手がでた。


「はい、もしもし」