今夜、きみの声が聴こえる

作品番号 1566324
最終更新 2019/07/16

今夜、きみの声が聴こえる
恋愛・青春

42ページ

総文字数/21,215

明日のことなんて、誰にもわからない。
予想もしなかった事が起きたあの日、足元から世界が崩れていった。
真っ暗闇でなにも見えなくなり、長い孤独が私を襲った。

だけど、絶望のなかでかすかに聴こえたのは、きみの声だった。 わずかに灯る明かりが、私を導いてくれたんだ。

これから話す物語に、名前はまだない。
だって私の毎日は、まだ続いていくのだから。

梅雨空のように泣く日があったとしても、空はまた青く輝く。
その青空を忘れずに、毎日を歩いていけばいい。

そう教えてくれたのは、きみでした。
あらすじ
高2の茉菜果は、身長も体重も成績もいつも平均点。
“まんなかまなか”とからかわれて以来、ずっと自信が持てずにいた。
片想いしている幼馴染・公志に彼女ができたと知った数日後、追い打ちをかけるように公志が事故で亡くなってしまう。
悲しみに暮れていると、祖母にもらった古いラジオから公志の声が聴こえ
「一緒に探し物をしてほしい」と頼まれる。
公志の探し物とはいったい…?

この作品の感想ノート

私には今は亡き親友がいました。いつも私の一番近くで見守っていてくれて、信頼出来る唯一の存在でした。彼女が亡くなって半年、ずっと暗闇の中でもがいていました。そんな時にこの本と出会い、私は救われました。もし現実にあったら、と、読む度に思ってしまい、ふたつの意味で涙が止まりませんでした。いぬじゅんさんの心に染みるお話が私の生きる源になっています。これからも素敵なお話、楽しみにしています!

はるさん
2019/09/30 18:01

悩みごとが多い人は、周りの人の悩みごとにも敏感で、だけどその分、助けることが出来る。改めてそう思った1冊でした。

そして、自分の想いは伝えた方がいい。

私はまだ、大切な人を亡くした経験がありません。そのときに見える世界を知りません。

だから、ありがとうや、ごめんなさい、大好き、後悔のないように伝えたいと思っています。

この本の中で、1番響いた言葉が、いぬじゅんさんが昔思ったことだと、あとがきで知った時は、驚きました。

きっと、私には想像できないほど悲しい出来事だったと思います。

その経験から、うまれた作品はやっぱり美しいです。

COMALIさん
2019/09/29 19:39

この本は、とても情景がイメージしやすくどんどん読み進めることができました。この本を読んで私が一番感動したシーンは、茉奈果が勇気君や静佳ちゃんを公志に頼らず、自らの言葉で説得し笑顔にさせたシーンです。かっこいいと思いました。 そして最後に私はサッカーをしていてjリーグをよく見るのですが、ジャイロ磐田をどこかで聞き覚えがあると思ってずっと読んでいました。そして最後の最後で思い出したんです。それは、静岡県のジェビロ磐田だったのです。さらに作者のいぬじゅんさんも静岡在住とのことだったので、同じサッカーファンなのかなと思い勝手に親近感が、湧きました(笑)これからも頑張ってください。

hahahaさん
2019/09/29 00:14

この作品のかんたん感想

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