スナックの中は、やはり思っていたとおり小さく、カウンターとボックス席がひとつあるだけだった。


ナツは私をカウンターに座らせると、サイダーの缶を2つ持って、私の右となりに腰掛けた。



サイダーを慣れた手つきでグラスにそそぐと、シュワシュワと心地よい音があふれた。