翌日のテストは、ヤマカンが見事に外れて散々だった。


特に歴史は、悲惨かも。

しょぼくれていると、保健室のドアが開いた。


「おつかれぃ」

正彦が、入ってきた。



「やぁ、悪いね~」

私は自然に笑顔になってしまう。