通りの向こうから正彦がやってくるのが見えた。



真っ黒な顔でニコニコ笑っている。



「さぁ、宿題も終わったし、今日は1日遊びまくろうぜ」



「宿題終わったのは誰のおかげかな?ウチが満足するプランをよろしく~」



正彦は「まかせとけ~」と、笑って自分の胸をたたいた。






彼は、私のいちばん大切な友達だ。