正彦にとっては、友達とプールに来ただけでも、私にとってはある意味デートなのだ。


テンションが上がるのは仕方がない。




それでも、ナツがいなくなって以来ふさぎ込んでいた私にとっては、正彦の存在は助かっている。

自分が好きになった人が正彦で、本当に良かった。


あんなに優しい人、めったにいないと思うから。