ナツは、真剣に悩んでくれていた。


なんだか、私は姉ができたかのような頼もしさを感じた。



「いちばん心を許せる人に、おもいっきり感情をぶつけてみたら?」


「うん、そうしてみるよ」


せっかくの旅行だし、あまり考えてもつまらない。

この話題はここまでにして、私たちは店を出た。