冷酷皇帝のひいらぎ妃

後宮ファンタジー

冷酷皇帝のひいらぎ妃
作品番号
1794965
最終更新
2026/10/25
総文字数
4,841
ページ数
3ページ
ステータス
未完結
いいね数
0


「ずっと持っていてほしい。きっと花乃を守ってくれるから」

 妖魔を引き寄せる体質の花乃を、いつも守ってくれたのは、隣に住む少年・かなめだった。
 優しいかなめを慕っていた花乃は、ある日、彼から柊の花を贈られる。しかしその夜、かなめの屋敷は全焼し、彼は亡くなったと告げられてしまう。
 花乃は、彼の形見となった柊を大切に育て続けた。


 十年後、皇后候補として後宮に召し上げられた花乃は、冷酷と噂される皇帝・紅雅と出会う。
 冷たい眼差しに、誰にも心を開かない態度。
 けれど花乃は、彼の何気ない仕草に、かつて自分を守ってくれた少年の面影を見つけてしまう。

「……怖がっているそなたを見たくない。花乃には朗らかに笑っていて欲しい」

 なぜ柊を自分に贈ったのか。
 紅雅はかつての少年かなめなのか。

「私はずっとあなたさまに守られていたのですね」

 これは柊の花に込められた想いが、十年の時を経て、二人の運命を再び結びつけていく和風後宮ファンタジー。
 

目次

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