優等生の鑑〜いつも笑顔の私を救ってくれたのは、誰よりも私のそばにいてくれた君だった〜



「瑠愛(るあ)……?」
 目を覚ます。
 白い天井と、私をのぞき込む楽(らく)の姿が目に入った。
「瑠愛(るあ)……。分かる?」
「楽(らく)……。ごめん、私……」
 その時、気付いた。
 ……みづきと、みづきの里親さんがいない。
「楽(らく)。みづきは……?」
 楽(らく)は、少し苦しそうな顔をするだけで、教えてくれなかった。