事前に取り決めていた通りに、ヨイ、コリン、ミゲルが準備していた料理をテーブルに並べていく。
塩釜焼きのフロー豚、たこ焼きに浅漬け、焼き鳥、お吸い物。
屋敷の料理人たちにも計画に乗ってくれたから、披露宴のお祝い料理はWASHOKUで統一されている。
ミラが手を叩くと、ルールーが赤飯おにぎりを運んでくる。
結婚式の前にミラが炊いて仕込んでいたのだ。
白い皿に豆の茶色と赤飯の薄赤が映える。
「クロム様。これはミラ様がクロム様のために用意しましたの!」
「これを、ミラ様が?」
クロムは目をみはり、ミラに視線を移す。
ミラは笑う。いたずらが成功した子どもみたいに楽しそうだ。
「オセキハンという料理です。クリティアお姉様に教えていただいたんです。これは女神様の世では祝福の料理なのだそうです。わたくしを選んでくださったクロム様が、幸せになれるように」
「…………ミラ様。ありがとうございます。俺のために、そこまで考えてくださって……俺は、俺は……幸せ者です。美味しいです。」
塩釜焼きのフロー豚、たこ焼きに浅漬け、焼き鳥、お吸い物。
屋敷の料理人たちにも計画に乗ってくれたから、披露宴のお祝い料理はWASHOKUで統一されている。
ミラが手を叩くと、ルールーが赤飯おにぎりを運んでくる。
結婚式の前にミラが炊いて仕込んでいたのだ。
白い皿に豆の茶色と赤飯の薄赤が映える。
「クロム様。これはミラ様がクロム様のために用意しましたの!」
「これを、ミラ様が?」
クロムは目をみはり、ミラに視線を移す。
ミラは笑う。いたずらが成功した子どもみたいに楽しそうだ。
「オセキハンという料理です。クリティアお姉様に教えていただいたんです。これは女神様の世では祝福の料理なのだそうです。わたくしを選んでくださったクロム様が、幸せになれるように」
「…………ミラ様。ありがとうございます。俺のために、そこまで考えてくださって……俺は、俺は……幸せ者です。美味しいです。」



