悪役令嬢に転生した干物女は酒の肴を食べたい。


「甘くてほろ苦くて、美味しいです……!」
「あたしも、いただきまーーす! ひゃー、プルプルー! これあたしの店でも出したーい! 毎日食べたい!」
「流石に毎日は飽きるんじゃない?」
「そんなことないわ!」

 プリンに舌鼓を打ってワイワイガヤガヤ。
 空いた皿はメイドたちが下げてくれる。

「このカラメルプディングも、お祝いパーティーに出しませんか? ミラ様は甘いものがお好きですし、デザートも喜んでくださると思います」
「いいわねーヨイ様。ごちそうはいくらあっても困らないもの」
「いいねいいね! 明日は赤飯も作るし、あと野菜でサラダも作れば完璧ね! あたし、マヨネーズ作るからサラダにかけるの!」

 着々と結婚お祝いのメニューが決まっていく。
 会場のセッティングなんかもアイデアを出し、話し合いは夜遅くまで続いた。