十二月も半ばになり、町がクリスマスイルミネーションで彩られはじめた。
本日最後の患者であるコウキが聞いてきた。
「先生はなんで精神科医になったの?」
「変人だからかな」
「自覚あるんだ」
コウキは空気を読んだり気を遣うということができないので、一切フォローがない。
初田は腹の底から笑う。
「精神科医になれば、わたしが変人と言われる理由を理解できると思ったのさ」
本日最後の患者であるコウキが聞いてきた。
「先生はなんで精神科医になったの?」
「変人だからかな」
「自覚あるんだ」
コウキは空気を読んだり気を遣うということができないので、一切フォローがない。
初田は腹の底から笑う。
「精神科医になれば、わたしが変人と言われる理由を理解できると思ったのさ」


