無地で紺色の前掛けエプロンを買ってもらい、帰ってから、さっそくクリームのパッケージ裏を読んでカスタードクリームを作った。
牛乳の分量をきちんと守って作ったからおいしいクリームができた。
パイナップルとカスタード、いちごジャムにいちご乗せ、いろんな組み合わせで作ってみる。
「お昼ごはんのあとのお楽しみにしましょうね。すぐお昼を作るわ」
このタイミングで、いきなり玄関が騒がしくなった。
秀樹がガタガタとトランクを引きずって帰ってきたのだ。
トランクを洗濯機がある脱衣所に放り込み、キッチンにいる礼美に言い放つ。
「洗濯とアイロンがけをしておけ」
「わ、わかったわ」
ただいますら言わず、要件だけ告げると自室にひっこみ、ゴルフに行くときの服に着替えてダイニングキッチンに戻ってきた。
「夕方オレが接待から帰るまでに終わらせるように」
そしてふと、ダイニングテーブルに並ぶタルトに目をとめた。
「なんだこれは」
秀樹はまるでゴキブリでも見るかのような目をして舌打ちする。
「お昼ご飯の後に食べようと思って、コウキと作ったんです」
「男が厨房に立つな。恥だ」
皿ごとゴミ箱にたたき込み、秀樹は玄関先においてあったゴルフバッグを掴んで出て行ってしまった。
コウキには一切目もくれず。
自分の言いたいことだけ言って。
牛乳の分量をきちんと守って作ったからおいしいクリームができた。
パイナップルとカスタード、いちごジャムにいちご乗せ、いろんな組み合わせで作ってみる。
「お昼ごはんのあとのお楽しみにしましょうね。すぐお昼を作るわ」
このタイミングで、いきなり玄関が騒がしくなった。
秀樹がガタガタとトランクを引きずって帰ってきたのだ。
トランクを洗濯機がある脱衣所に放り込み、キッチンにいる礼美に言い放つ。
「洗濯とアイロンがけをしておけ」
「わ、わかったわ」
ただいますら言わず、要件だけ告げると自室にひっこみ、ゴルフに行くときの服に着替えてダイニングキッチンに戻ってきた。
「夕方オレが接待から帰るまでに終わらせるように」
そしてふと、ダイニングテーブルに並ぶタルトに目をとめた。
「なんだこれは」
秀樹はまるでゴキブリでも見るかのような目をして舌打ちする。
「お昼ご飯の後に食べようと思って、コウキと作ったんです」
「男が厨房に立つな。恥だ」
皿ごとゴミ箱にたたき込み、秀樹は玄関先においてあったゴルフバッグを掴んで出て行ってしまった。
コウキには一切目もくれず。
自分の言いたいことだけ言って。


