目覚まし時計で七時に起きて、階下に降りると礼美が挨拶してくる。
「おはようコウキ。今日の体調はどう?」
「……まあまあ」
初田と約束したから、寝る前二時間の参考書を読んでいた時間の半分を睡眠時間にあてた。
いつもより一時間早く寝ただけ。
だが、視界がいつもよりクリアな気がする。
「コウキ、お昼はこれを一緒に作ってみない?」
礼美は新聞のコラムに載っていた、【子どもとできるかんたんオムレツレシピ】という記事を指す。
視線は少し自信なさげ。
コウキには母の顔色がいつもより良いように見える。
「俺、作ったことないから、美味しくできないと思う」
「誰でも最初はそうよ。私も料理を習い始めたときはよく焦がしていたもの」
「へぇ」
中村家の食卓に並んでいる料理はいつも普通。
コウキが覚えているかぎり、焦げているところを見たことはなかった。
朝食は焼き鮭、おひたし、フルーツヨーグルト、玄米ごはん、味付け海苔……。
これも書いてたほうがいいのか悩むけれど、怒らないし好きに書いて欲しいと初田は言っていた。
「おはようコウキ。今日の体調はどう?」
「……まあまあ」
初田と約束したから、寝る前二時間の参考書を読んでいた時間の半分を睡眠時間にあてた。
いつもより一時間早く寝ただけ。
だが、視界がいつもよりクリアな気がする。
「コウキ、お昼はこれを一緒に作ってみない?」
礼美は新聞のコラムに載っていた、【子どもとできるかんたんオムレツレシピ】という記事を指す。
視線は少し自信なさげ。
コウキには母の顔色がいつもより良いように見える。
「俺、作ったことないから、美味しくできないと思う」
「誰でも最初はそうよ。私も料理を習い始めたときはよく焦がしていたもの」
「へぇ」
中村家の食卓に並んでいる料理はいつも普通。
コウキが覚えているかぎり、焦げているところを見たことはなかった。
朝食は焼き鮭、おひたし、フルーツヨーグルト、玄米ごはん、味付け海苔……。
これも書いてたほうがいいのか悩むけれど、怒らないし好きに書いて欲しいと初田は言っていた。


