「これ、あたしが小学生の頃気に入っていたやつ。すごく好きなアニメで……」
「もうすぐ寒くなるからって。物置を整理したら出てきたんですって」
アリスはなんと言っていいのか分からなかった。
リナだってアリスのことを嫌っているだろうに、どんな気持ちでこれを持ってきたんだろう。
「私もこのアニメ観てたよ。お母さんに、映画つれてってーって泣きついて困らせたなぁ」
「ほんと? ネルも見てたんだ」
年齢差が二歳だから、幼い頃に観ていたテレビ番組がかぶる。
どのキャラが好きだったとか、どの回で泣いたとか、初田と歩には分からないけれど、アリスとネルは楽しそうにアニメの話をする。
「よかったわね、アリスちゃん。写真がなくたって、思い出を共有する方法があったじゃない」
歩が背中をぽんと叩くと、アリスは照れてそっぽをむいてしまう。
「え、なに、なんの話?」
ネルはさっきの会話を知らないから、頭に?マークを浮かべる。
「もうすぐ寒くなるからって。物置を整理したら出てきたんですって」
アリスはなんと言っていいのか分からなかった。
リナだってアリスのことを嫌っているだろうに、どんな気持ちでこれを持ってきたんだろう。
「私もこのアニメ観てたよ。お母さんに、映画つれてってーって泣きついて困らせたなぁ」
「ほんと? ネルも見てたんだ」
年齢差が二歳だから、幼い頃に観ていたテレビ番組がかぶる。
どのキャラが好きだったとか、どの回で泣いたとか、初田と歩には分からないけれど、アリスとネルは楽しそうにアニメの話をする。
「よかったわね、アリスちゃん。写真がなくたって、思い出を共有する方法があったじゃない」
歩が背中をぽんと叩くと、アリスは照れてそっぽをむいてしまう。
「え、なに、なんの話?」
ネルはさっきの会話を知らないから、頭に?マークを浮かべる。



