カラン、と扉を開けて、今度はネルが入ってきた。
「あ、やっぱり初斗にいさんもここに来ていたんだ」
アリスがいるのを確認して、一抱えある紙袋を持ち上げる。
「アリスさん、これ。さっきお姉さんが持ってきたよ。出禁にされているから代わりに渡してって言われたの」
「えぇぇ……お姉ちゃんが? 捨てていいよ」
ときおりショートメッセージで連絡を取っているとはいえ、やはり苦手なものは苦手だし、嫌いだった。
露骨に嫌な顔をするアリス。
姉嫌いだと分かっていて持ってきたのかと、アリスはネルを睨む。
「きょ、今日はちゃんとしたものだから、ね?」
ネルが袋から出したのは湯たんぽだった。
ピンク色で小ぶりの、少々年季が入っているもの。布袋も一緒に入っている。
袋にプリントされているのは十七年ほど前に放送していたアニメのキャラで、布地がくたびれて色あせている。
「あ、やっぱり初斗にいさんもここに来ていたんだ」
アリスがいるのを確認して、一抱えある紙袋を持ち上げる。
「アリスさん、これ。さっきお姉さんが持ってきたよ。出禁にされているから代わりに渡してって言われたの」
「えぇぇ……お姉ちゃんが? 捨てていいよ」
ときおりショートメッセージで連絡を取っているとはいえ、やはり苦手なものは苦手だし、嫌いだった。
露骨に嫌な顔をするアリス。
姉嫌いだと分かっていて持ってきたのかと、アリスはネルを睨む。
「きょ、今日はちゃんとしたものだから、ね?」
ネルが袋から出したのは湯たんぽだった。
ピンク色で小ぶりの、少々年季が入っているもの。布袋も一緒に入っている。
袋にプリントされているのは十七年ほど前に放送していたアニメのキャラで、布地がくたびれて色あせている。



