「助かりました」
「にいさん。嫌ならもっとハッキリやめてって言えばいいのに」
「嫌だとも駄目だとも言ったんですけどね……。ああいう子たちはどうにも苦手です」
虎門に言ったとおり、初田は患者以外の不特定多数を相手にするというのは本当に駄目なのだ。
やめろと伝えるにも、無自覚な失言をするタイプゆえ、相手の心にうっかり大ダメージを負わせかねない。
青い顔をする初田の頬に、ネルが冷えたスポーツドリンクのペットボトルを押しつける。
素直に水分補給して、疲れていた脳が少しだけ回復した。
休憩がてら、ネルに付き合って露店巡りをする。
今年は珍しく、ペットショップの蜻一じいさんが金魚すくいをやっていた。
ネルが目の色を変えて水槽にはりつく。
「にいさん。嫌ならもっとハッキリやめてって言えばいいのに」
「嫌だとも駄目だとも言ったんですけどね……。ああいう子たちはどうにも苦手です」
虎門に言ったとおり、初田は患者以外の不特定多数を相手にするというのは本当に駄目なのだ。
やめろと伝えるにも、無自覚な失言をするタイプゆえ、相手の心にうっかり大ダメージを負わせかねない。
青い顔をする初田の頬に、ネルが冷えたスポーツドリンクのペットボトルを押しつける。
素直に水分補給して、疲れていた脳が少しだけ回復した。
休憩がてら、ネルに付き合って露店巡りをする。
今年は珍しく、ペットショップの蜻一じいさんが金魚すくいをやっていた。
ネルが目の色を変えて水槽にはりつく。



