アリスは席に備え付けられているメニュー表を、ネルの方に向ける。
「あたし、ハーフのトマトリゾットとミルクスープにする。ネルは?」
「私は焼き魚定食がいいな」
【研修中・とらかど】という名札をつけた男性店員は、震える手で注文を書き込む。
視線は手元の紙に釘付けで、一度もネルたちと目が合わない。
ネルはメニュー表の端に『テイクアウトあります』と書かれているのを見て、オーダーを追加する。
「このテイクアウト用の、醤油からあげ盛り合わせも一つください」
「あ、先生用に? じゃあ、あたしも歩さんに差し入れで持って行こっかな。からあげ盛り合わせもう一つ追加で」
「は、はい」
店員はびくびくしながら紙に書き足して、逃げるように厨房に向かってしまった。
「……なんかすごく怯えられていたんだけど、あたし、そんなに怖い? それともこの服装だから?」
「それは違うと思うよ。名札が研修中になっていたし、緊張しているんじゃないかな」
今日アリスが着ているのは、ワンダーウォーカーで売っている功夫服だ。
アリスの雰囲気は怖がられるようなものではないので、ネルはすぐにフォローした。
「あたし、ハーフのトマトリゾットとミルクスープにする。ネルは?」
「私は焼き魚定食がいいな」
【研修中・とらかど】という名札をつけた男性店員は、震える手で注文を書き込む。
視線は手元の紙に釘付けで、一度もネルたちと目が合わない。
ネルはメニュー表の端に『テイクアウトあります』と書かれているのを見て、オーダーを追加する。
「このテイクアウト用の、醤油からあげ盛り合わせも一つください」
「あ、先生用に? じゃあ、あたしも歩さんに差し入れで持って行こっかな。からあげ盛り合わせもう一つ追加で」
「は、はい」
店員はびくびくしながら紙に書き足して、逃げるように厨房に向かってしまった。
「……なんかすごく怯えられていたんだけど、あたし、そんなに怖い? それともこの服装だから?」
「それは違うと思うよ。名札が研修中になっていたし、緊張しているんじゃないかな」
今日アリスが着ているのは、ワンダーウォーカーで売っている功夫服だ。
アリスの雰囲気は怖がられるようなものではないので、ネルはすぐにフォローした。



