歩にたたみかけられ、リナは分が悪いのは自分の方だとようやく悟った。
「アタシはこれでも世界を渡り歩いているからね。あんた程度の見た目の人間なら百万人は見ているわ。若いうちはちやほやされるかもしれないけど、美貌だけを武器にしていると、それを失ったときあんたは存在価値が無くなるわよ」
「この私が、いくらでも替えのきく存在ですって?」
「引き立て役がいないと輝けないなら、あんたは偽物よ。本当に美しいものは引き立て役なんていらないし、添え物すら輝かせる。それと、アリスちゃんはあんたが思うよりずっと気が利く良い子よ。無能なんかじゃない。自分の本当の価値を知らない原石」
思うところがあったのか、それとも悔しさからか。リナは唇をかみ、足早に店から出て行った。
「アタシはこれでも世界を渡り歩いているからね。あんた程度の見た目の人間なら百万人は見ているわ。若いうちはちやほやされるかもしれないけど、美貌だけを武器にしていると、それを失ったときあんたは存在価値が無くなるわよ」
「この私が、いくらでも替えのきく存在ですって?」
「引き立て役がいないと輝けないなら、あんたは偽物よ。本当に美しいものは引き立て役なんていらないし、添え物すら輝かせる。それと、アリスちゃんはあんたが思うよりずっと気が利く良い子よ。無能なんかじゃない。自分の本当の価値を知らない原石」
思うところがあったのか、それとも悔しさからか。リナは唇をかみ、足早に店から出て行った。



