友子は鈍い二人を前に頭を抱える。
「あああ、先が思いやられるわ、もう」
ネル一人だけでの撮影、初田と友子も一緒に入っての撮影と何度か写真を撮った。
スタジオのまわりを歩いていいと言うことなので、はしゃぐネルに手を引っ張られながら外に出る。
青空から注ぐ陽光が雪に反射して、初田は眩しさに目を細める。
「ネルさん、発作が起きたら大変ですよ。あまりはしゃがないでください」
「今日だけいいでしょう。……初斗にいさん、にいさんは今ここにいる? 私は今、ちゃんと起きて初斗にいさんといる?」
「はい。ネルさんはちゃんと起きているし、わたしは今ネルさんと手を繋いでいます」
「まぼろしじゃなくてよかった」
「あああ、先が思いやられるわ、もう」
ネル一人だけでの撮影、初田と友子も一緒に入っての撮影と何度か写真を撮った。
スタジオのまわりを歩いていいと言うことなので、はしゃぐネルに手を引っ張られながら外に出る。
青空から注ぐ陽光が雪に反射して、初田は眩しさに目を細める。
「ネルさん、発作が起きたら大変ですよ。あまりはしゃがないでください」
「今日だけいいでしょう。……初斗にいさん、にいさんは今ここにいる? 私は今、ちゃんと起きて初斗にいさんといる?」
「はい。ネルさんはちゃんと起きているし、わたしは今ネルさんと手を繋いでいます」
「まぼろしじゃなくてよかった」



