仕事終わり、ネルの転居手続きや備品の買い物などをしてから帰宅する。
「おかえり、初斗にいさん」
「ただいまネルさん。はい、おみやげです」
子育て世代の看護師に聞いて購入した、幼児向けお箸トレーニング玩具だ。
ひよこの形をした豆を箸でつまんでお椀に入れることで、正しい持ち方と力加減を学べる。
「かわいい」
大変お気に召したようで、早速開封して楽しげに練習し始めた。
夕食時にはある程度箸使いが修正されていて、学習能力が高いことが判明した。
翌日、件の看護師にトレーニング玩具を紹介してくれた礼を伝えると、奇怪な生き物を見るような目をされた。
「まさか初田先生。小さい子でなく、ネルちゃんに使わせるために探していたんですか? あれ、幼児向けの玩具ですよ!?」
「なにか問題が?」
乙女心の何たるかを学んでくださいと口を酸っぱくして言われて、理解できない初田だった。
「おかえり、初斗にいさん」
「ただいまネルさん。はい、おみやげです」
子育て世代の看護師に聞いて購入した、幼児向けお箸トレーニング玩具だ。
ひよこの形をした豆を箸でつまんでお椀に入れることで、正しい持ち方と力加減を学べる。
「かわいい」
大変お気に召したようで、早速開封して楽しげに練習し始めた。
夕食時にはある程度箸使いが修正されていて、学習能力が高いことが判明した。
翌日、件の看護師にトレーニング玩具を紹介してくれた礼を伝えると、奇怪な生き物を見るような目をされた。
「まさか初田先生。小さい子でなく、ネルちゃんに使わせるために探していたんですか? あれ、幼児向けの玩具ですよ!?」
「なにか問題が?」
乙女心の何たるかを学んでくださいと口を酸っぱくして言われて、理解できない初田だった。



