「女の子と同棲するんだって? 初斗、あんたにもとうとう春が来たのね。母さん嬉しいわ」
翌朝、母・初音の病室に顔を出したら第一声がこれだった。
初音は虫垂炎で入院中。
そのため、初田だけが曾祖母の葬儀に出席したのだ。
女性患者の大部屋のため、ほかの入院患者たちが聞き耳を立てているのがわかる。
「なにを言っているんだい母さん。今は夏だよ」
「女の子と住むことは否定しないのね。早く母さんにも紹介しなさい」
「……昨日の今日なのにどこから聞きつけたんだ」
「さっき朝食を運んできた看護師さんが話してくれたわ」
女性の情報ネットワークというのは侮りがたい。
初音のようにSNSをしないような人間でも、いつの間にか話題を聞きつけている。
翌朝、母・初音の病室に顔を出したら第一声がこれだった。
初音は虫垂炎で入院中。
そのため、初田だけが曾祖母の葬儀に出席したのだ。
女性患者の大部屋のため、ほかの入院患者たちが聞き耳を立てているのがわかる。
「なにを言っているんだい母さん。今は夏だよ」
「女の子と住むことは否定しないのね。早く母さんにも紹介しなさい」
「……昨日の今日なのにどこから聞きつけたんだ」
「さっき朝食を運んできた看護師さんが話してくれたわ」
女性の情報ネットワークというのは侮りがたい。
初音のようにSNSをしないような人間でも、いつの間にか話題を聞きつけている。



