ネルの治療を優先させるには仕事を減らさなければならないが、かといって仕事を減らすと日常生活すら維持できなくなる。
友子は頭を抱えてしまった。
どの選択肢をとっても母に負担を強いてしまうので、ネルはうつむいてしまう。
沈んだ空気の中、初田が口を開いた。
「なら、ネルさんはわたしが預かります。これでも医者ですから、一般人よりは病気に対する知識が多い。変化があればすぐに対処できます。昼間にも言ったように、治療費はわたしが全額負担します」
「あなた、自分がなにを言っているのかわかっているの?」
友子はぽかんとして初田を見る。
親戚であるとは言え、初対面のネルを引き取り看護するなんて。
初田の提案は、頭がおかしい発言でしかなかった。
「わかっていますよ。今のあなたの経済状況では、ネルさんの扶養と看護の両立ができないということ。わたしならできます」
友子は頭を抱えてしまった。
どの選択肢をとっても母に負担を強いてしまうので、ネルはうつむいてしまう。
沈んだ空気の中、初田が口を開いた。
「なら、ネルさんはわたしが預かります。これでも医者ですから、一般人よりは病気に対する知識が多い。変化があればすぐに対処できます。昼間にも言ったように、治療費はわたしが全額負担します」
「あなた、自分がなにを言っているのかわかっているの?」
友子はぽかんとして初田を見る。
親戚であるとは言え、初対面のネルを引き取り看護するなんて。
初田の提案は、頭がおかしい発言でしかなかった。
「わかっていますよ。今のあなたの経済状況では、ネルさんの扶養と看護の両立ができないということ。わたしならできます」



