「前期研修課程は修了していますので、正式な医者です。あなたが検査を受けさせたくないというならわたしが検査費用を全額払います。入院が必要ならそれも負担します。ネルさんには精密検査と症状に対応した適切な処置が必要だ」
友子は腕組みしたまま初田とネルを見比べる。
「あなたが決めなさいネル。その嘘つきについていくなら、もう一生うちにいれてあげない」
「おかあさん。わたし、おもうの。初斗にいさんは、うそつきなんかじゃ」
刺すような視線を初田に向けて、友子は足早に場を去った。
ネルが話しかけても一切返事をせず、曾祖母の家にネルをおいたまま帰ってしまった。
友子は腕組みしたまま初田とネルを見比べる。
「あなたが決めなさいネル。その嘘つきについていくなら、もう一生うちにいれてあげない」
「おかあさん。わたし、おもうの。初斗にいさんは、うそつきなんかじゃ」
刺すような視線を初田に向けて、友子は足早に場を去った。
ネルが話しかけても一切返事をせず、曾祖母の家にネルをおいたまま帰ってしまった。



