猫先輩と俺


早速付けようかな。

いつものつぶらな瞳をしているのと、癒されタイムなのか目が垂れているシマエナガ。
両方を見比べて御影先輩を見る。

「どうした?」
「いや……」

目が垂れてる方、なんとなく寝てる時の御影先輩に似てる気がする。
気のせいかもしれないけど。

……どれを付けよう。


「これ俺にちょーだい」
「え?」

御影先輩が指を差したのは、つぶらな瞳をしているシマエナガ。

「いい?」
「いいですけど……」

もともと御影先輩が取ったものだし。
俺は厚紙からつぶらな瞳の方のシマエナガを取って先輩に渡す。

なんか意外。
鳥って言うから興味無いのかと思ってたのに。


「付けるんですか?」
「うん」

御影先輩が自分のカバンに付けるから、思わず見入ってしまった。