猫先輩と俺


「藤原はこの後何するの?」
「んーそうだなぁ……何しよ」

まじで何しようか。
ゲームか、動画か……?
いつもどっちかしかしてないんだよな。

「暇ならさ、昼食いに行かねぇ?」
「……え?」
「金持ってきてる?」
「……」

俺、今御影先輩に誘われてる?

「あ、もしかして家帰ったらあるとか?」
「いや、無いです」
「なら行こー?」

ゆるりとした声で俺を見つめてくる。
少し頭を傾けているあたり、ズルいよな。

計算でやってるのか?
恐るべし猫先輩。


「どこ行きます?」
「ハンバーガーは?」
「良いですね!ダブルチーズバーガー食べたいです!」
「ダブチ好きなんだ?一緒じゃん」
「え!御影先輩もですか!?あれめっちゃ美味しいですよね!」

ただそう言っただけなのに、何故か御影先輩に笑われた。