猫先輩と俺


このまま幼なじみが起こしに来るまで、御影先輩は寝ているのだろうか。

もし起きた時に俺がいなかったら、御影先輩は俺を探してくれる?寂しがってくれる?

……なんて。無いか、そんなこと。

1人で考えて勝手に虚しくなる。


いいなぁ。幼なじみって。

御影先輩、その起こす役俺じゃダメですか───?


御影先輩を起こさないようにそっと立ち上がり、俺は準備室を後にした。


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今日は月1で土曜日に部活がある日。
って言っても、午前中だけだから午後からは完全にフリータイム。

部員みんなで弓道場の出入り口に集まり挨拶をする。

「「お疲れ様でした!!」」

それが弓道部のルール。


その後、各自、自転車置き場に行き順に帰っていく。


「じゃねー」
「ばーい」

青木と渡邉が俺に手を振りながらダッシュで帰っていく。